管面が紫色に発光
たまたま、動作中の6CA7アンプの写真を暗闇の中で撮影したら・・・・。
①ISO=200 , 3秒露光
②ISO=400 , 3秒露光
②ISO=800 , 3秒露光
肉眼では全くわからないのだが・・・。管面が紫色になっているのに気が付いた。
実は4本のうちの、左から2つ目のタマ、真っ暗にすると少しプレートが赤熱しているのも確認している。(バイアスが少しズレており、VRで調整必要なようです。)
紫色は、いやな感触があるのですが、これはガスじゃなくて管面グローのようです。
今まで撮影してきた送信管では、このような発光現象は見られなく、新たな発見であります。
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コメント
以前自作6146BppリニアでS2001に差し替えて試し打ちした時、キーイングに合わせて管内で紫色に発光するのが観察できたのですが、これもガスではない方ですよね? かなり明るかったように記憶してます。またパワーも同様に出ていました。
投稿: JI3KDH | 2009年6月 4日 (木) 06時40分
S2001は、同じ経験があります。だけど、ちゃんと肉眼で見えたでしょ。今回のは、長時間露光して初めて気が付いたので、発光原理が違うかもしれません。いづれも、ガスではないのは確か。
しかし、「真空管は表情を持つデバイス」ですね。こうやって写真を撮るだけで、4本中1本の動作点が異なっているって解るのですから。
半導体は絶対できない。
投稿: JF3DRI | 2009年6月 4日 (木) 20時37分
確かにたしかに。昔ゲルマニウムダイオードがなぜか赤く光っているのを見たことがありますが、その後故障したかどうか記憶にありません。でもトランジスタが光ったらそれで終わり、ですもんねぇ。
投稿: JI3KDH | 2009年6月 4日 (木) 21時11分