懲りずに・・・3-400Z
懲りずにガラクタ集め。
3-500Zの前身である「3-400Z」。但し、Eimacじゃありませんけどね。欧州では「YD-1130」の名称もあるようです。
3-500Zと比較しての違いは
①プレート損失が400W
②μ値が大きいく200 (3-500Zは160)
③高さが低い
この3つで、早速自作の3-500Zシングルアンプに、そのまま差し替えてみたところ・・・
①レスティングが流れない。
⇒μ値が大きいので、バイアスツェナーは不要の模様。
②Igが良く流れる??
⇒500Zより遥かにIgが良く流れる。これは、μが大きいからかもしれない。
G1損失が3-500Zと同じ20W, Ep=2500Vの動作例ではIg=142mAなので
これで良いのかも。グリッド焼損には気を付ける必要ありそう。
という訳で、そのまま差し替えはうまく動作しない可能性大です。
左から背か高い順番です。Henlyの初代2K(だったか?)はコレが2本使われており、背が高い3-500Zに交換できないことは良く耳にするハナシです。結論的には、やっぱり出力から見ても3-500Zは使いやすく、魅力的なのであります。
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