効率が悪いけど
こわごわ、電圧を上げてみました。トランスのプライマリー側110V端子を直列に、そしてセカンダリーを1800V端子にしてですが、初めてのAC200V採用であります。これで、約2200Vが出てきました。
発振は起こらず大丈夫だったので、特性を取ってみた。
30Wを入力して取ったデータが左表。効率が50%に満たなくどうも悪い。ゲインは10dB以上は取れているので、前回より確実に良くはなっているのだけど・・・。(Sg電圧は400Vで。)
入出力をグラフにしてみた。これはまあまあのリニアリティを持っている模様。まだ飽和していないので、もっと入力をつっこんでもいいのかしら??
380W出力時のプレート赤熱ぐあい。4-250Aを使っているので、スグに赤熱するけど酷くはない。
スペアナ波形。なぜだか、第4高調波が大きくなってきた。ただし、プレートVC、ロードVCの調整により、これらの値は、大きく変化する。
<課題とこれから試してみること>
①Sg電圧、どこが最適なのか良くわからない。
②Sg逆流現象は見受けられないのは何故?
③CgとP間のシールドしていないけど発振しない。
④プレート電圧の更なるアップ。効率は良くなるか?
⑤5F23/4-400Aへの交換
進歩はしたけど、はっきり言って、4極管はむっちゃめんどうです。
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