少し進歩かな・・・
①G1の抵抗を47Ω⇒33Ωに変更。
発振を止めた抵抗、少なくても発振しないか
戦々恐々で33Ωにしてみたけど大丈夫だった。
もっと少なくしてみる価値もあるかな??
でも、ゲインや効率に変化は無し
②カソード側30PF+510Ωの廃止。
これも発振しないかビクビクしなからやってみたけど大丈夫だった。G1 に入れた抵抗、たった33Ωの効果は偉大である。
③リンクコイルの結合度を増す。
コメントいただいたように、結合度が少ないから、効率が悪くバリコンが入りきってしまうのかと考え、両側にあるコイルとの距離を縮めてみた。確かに、バリコンが入りきらないでも最大出力が得られるようになったけど、依然として効率は悪い。
④プレート電圧、少しだけアップ。
2200V端子⇒2400V端子(1次側はAC100V)にしてみた。無負荷時1600Vとなった。発振はすることなかったけど、効率なども大きく変わらず。
⑤スクリーン電圧を下げる。
475V⇒400Vにしてみた。写真は20Wドライブ時の状況。相変わらす悪いけど、出力は160Wと、以前よりは改善された。どうやら、このタマはもっと高い電圧で動作させなければ効率が得られないような気がしてきた。ちなみに、30Wドライブにすると、ほんの少しグリッド電流が流れ始めた。もともと、AB2級でグリッド電流が流れる設計にしているのでもちろん大丈夫。
という訳で、動作点絡みで効率が悪くなっていると考えられる。同じ、AB2級でもベタコンGGだと最初(少しのドライブ)からIg, Sgが流れるけど、現在の動作点では、ある一定のドライブ以上でIgが流れ始めるので異なる。もちろん、A級, AB級, B級, C級によってプレート負荷抵抗が変わる要素も含んでいるけど。
次は2000Vオーバーに挑戦!だ ・・・ あぁ~ 恐いなぁ~。
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