厚さ4mmとの格闘
重い腰を上げて電源ケースの金属加工開始です。
パネルメータ用の穴あけから。前回、苦労したので今回は別の方法を。アルミですが、なんせ厚さ4mmあるので何か良い方法はないかいなと考えたところ・・・。
まず、ドリルで空けた穴に、この歯を通してからハンドルの付いたフレームで固定します。これは、ノコギリのように切るんじゃなくて、削りながら進んでいくイメージです。
約、40分の格闘で、メーター穴(φ65mm)を空けることができました。ドリル歯で、ちまちま小穴をあけて連結する方法と比較してこれの方が、切削するラインが細いのでキリコも少なく、また後からヤスリによる仕上げも削る部分が少なくなるので結果的に成功です。
しかし、汗をかきかき、腕はバテバテ状態・・・ああしんど。
しかし・・・問題は、左下のパイロットランプ用の穴。
シャーシパンチを使って空けようとしたのですが、4mm厚は、どうやってもダメ。
リーマーで穴径を大きくしていくしかありません。ハンドリーマ、思った以上に力を使います。シャーシパンチの軸を通すところまでは、なんとか握力が持続したのですが、それ以上は限界が来ました。今日のところはここまで。
ステップドリルがあれば良いのですが、言い出したらキリが無いので、また明日。アルミと言えど、4mm厚は手ごわいです。
| 固定リンク
「4-400A PPアンプ製作」カテゴリの記事
- 真空リレーの装着(2013.07.30)
- 4-400Aリニアアンプ動作中!!(2011.10.08)
- Sg安定化電源回路の解説(2011.01.06)
- 不可解な現象(2010.11.23)
- マッチドペアを探す(2010.11.21)
コメント
お疲れ様でした。
4mm厚はキツいですね。
最近私は金属加工がキツくなりました。リーマでの加工作業は最初のうちは良いのですが、途中から握力が持ちません。
休み休み進めるしかないですね。
投稿: JK1NMJ@斉藤 | 2009年2月 7日 (土) 23時33分
斉藤さん、リーマー加工、これはやった人しか解らないですよねぇ~。中途半端なφ16mmなんでコレを使うしかないんです。
「納期が不定」という強みを活かし「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ということでメゲないようにやります。
投稿: JF3DRI | 2009年2月 8日 (日) 00時46分
コッピングソー、名前は聞いたことありますが使ったことありませんでした。自在糸鋸って感じで良さそうですね。刃は強いんでしょうか? 電動のもそれほど高くないようですから、置き場所さえあればなぁ…ってとこですね。
ところで16mm径の穴ですが、ホールソーではだめでしょうか? 確かに中途半端な大きさではありますが…
投稿: JI3KDH | 2009年2月 8日 (日) 10時41分
プロクソンに電動のがありますね。ああいうのがあれば、楽チンでしょうが使用する頻度が少ないので・・・。
アルミをカットする程度だったら、ある程度耐久性はあるようです。いわばヤスリ付きのワイヤーみたいなもんなんで、ある一定方向のみしか切れないという制約が無く、弓(フレーム)を上下左右、いづれの方向に動かしても削れます。
確かに、電動ドライバーをお持ちでしたらホルソーも有効でしょうけど、φ16だけにはもったいない気がします。それなら、ステップドリルを買いますわ。
JI1ANIさんのブログに紹介がありますね。
http://psk31.cocolog-nifty.com/digitalmode/2007/08/post_3013.html
投稿: JF3DRI | 2009年2月 8日 (日) 15時16分
ステップドリルは仕事で時々使いますが、個人的にあまり好きではありません。高い(安いのは切れない)し、勢い余って穴を大きくしすぎる(^^;; し、厚みのある材料に対してはコツが要ります(早くいえば下手くそ)。なので、少なくとも一発勝負のフロントパネルに使ってみる自信はないです…それにしても、ご提示いただいたリンク先で紹介されているものは極端に安いですね。
投稿: JI3KDH | 2009年2月 8日 (日) 23時49分
使い方が難しいんですね、ステップドリル。何か他のものないかいなぁとWebを見ていたところテーパードリルっていうの、見つけましたが、コレも薄板には使えるけど厚板にはダメそう。
なんだかんだいいながら、結局ハンドリーマーとヤスリで穴あけ完成です。
投稿: JF3DRI | 2009年2月 9日 (月) 20時42分