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2008年12月 1日 (月)

高価な買い物

R3261c_1 自作派として、どうしても欲しかった「スペクトラムアナライザ」、ずいぶんと高い買い物でしたが思い切って入手しました。
アマチュアでは新品なんて絶対買えないので、もちろん中古。かといってオークション(ジャン測)は危険なんで、中古を専門に扱っている販売店からの購入です。

いろいろと検討した結果、手が出せる機種はだいたい限られており、結局、販売店の紹介によってADVANTESTのR3261Cに決定。ホントウは、アジレント(旧HPね)の物が、少しだけ会社で触ったことがあるので欲しかったのですが、ちょうど手ごろなのがあるとの事で意を決しての購入です。

この機種は2.6GHzまでと周波数帯域は十分であり、RBW(分解能帯域幅)が30Hzまで絞ることができるので、2 Tone信号によるIMD特性までも測定することができます。(ここまで測定する気が無く、リニアアンプの高調波特性を調べたかっただけなんですが・・・)


R3261c_2R3261c_3  


使い方が良くわからず、まだこれからなんですが、いろいろと遊べる(?) ようなので楽しみが増えました。写真は、ディプメータにリンクさせて測定してみたところです。

※測定器カテゴリーを作りました。

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コメント

おぉぉぉぉぉぉ~。
すごいぞ!

パワーを入れ間違ってアッテネータを焼損しないようにね。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2008年12月 1日 (月) 10時56分

「清水の舞台から・・・」っていうやつですわ。

一番壊してしまうところがATTらしいですね。+25dBmが最大ですので注意します。

投稿: JF3DRI | 2008年12月 1日 (月) 20時40分

 いーなーー 結構高そう。我が家にはアナログの古~いタイプがあるんですが、トラジェネがないのでそれこそ高調波チェックまでおあずけ状態になってます。それとご存じと思いますが、Nコネ接続のアッテネータが安く出回ってますから、(表現が不適切ですが)バカよけに入れておかれることをお勧めします。

投稿: JI3KDH | 2008年12月 1日 (月) 21時04分

TG(トラジェネ)付きのR3361という機種もあるのですが、個人で手がでる価格ではありませんでした。確かにトラジェネが有れば、フィルター特性とか確実に取得できるのですが、ステップ的に、入れたときと入れないときの差を求めていけばなんとかなりそうなのと、コムジェネレータを使ってある程度連続的な特性を得ることができるのではと勘ぐっています。

入力は注意します。ダミーロードにミリワット程度が出てくる端子を付けようと考えています。

しかし、オモシロイですわ。線をぶら下げるだけでニョキニョキ、何だろと拡大するとTV電波。モニターの端子が有って、AM/FMをも聴くことができます。まるで、超広帯域受信機。2.4GHz帯のワイヤレスLAN周波数帯を見ると、連続波じゃなくて周波数があちこち飛び、ホッピングしているように見えるし・・。

投稿: JF3DRI | 2008年12月 1日 (月) 22時11分

スペアナ購入、おめでとうございます。
アマチュア無線の新三種の神器ですから、できることの範囲が大きく広がりますよね。
私もオークションは心配でしたので、都内の某中古測定器店より購入しました。
それなりに高価でしたが、レストアや調整でとにかくお世話になっております。
私はTVアンテナの出力を分配し、スペアナに接続し、スプリアスのチェックを行ってますね。
入力保護用に10dB程度のNコネATTを常時接続することをおすすめします。では

投稿: JK1NMJ@斉藤 | 2008年12月 6日 (土) 20時54分

斉藤さん、購入に踏み切ったのは貴局のプログ、Webの影響も大きいです。HPの856IE、アンリツのMS2601、テクトロニクスの2712あたりを候補にいろいろ悩んだのですが、中古販売店(同じく東京都内ですが)社長の押しが有って、この機種になりました。精度は??ですが、画面焼けもなくアマチュアが使う分には十分のようです。測定器マニアじゃないけどSSGも欲しくなりますね。

それからスプリアス測定は、測定系のケーブル長さやマッチングが取れていないことで、ずいぶんと結果が違って来るのに気が付きました。コネクタの緩みとかも影響するようで、2次輻射を考えると単純に送信機の出力からスプリアスが出ていなければOKとはならないことが良くわかります。

投稿: JF3DRI | 2008年12月 6日 (土) 21時49分

写真を拝見しましたが、CRTの焼けがなく輝度もある、程度の良い個体ですよね。おそらく大学か企業の研究室などに置かれ、あまり使用されていなかったものではないでしょうか。R3261Cは詳しくありませんが、自動校正機能のようなものが内臓されていると思いますので、定期的にその機能を動作させることで、アマチュアレベルでは十分な精度が出ると思います。
SSGはオークションでOKではないでしょうか。
ご購入されたスペアナの精度は、かなり信頼できますので、オークションで購入したSGの精度がチェックができると思います。ローデやアンリツ、HPあたりの良品SSGが結構安く買えるようです。
スイープ機能付きなら、トラジェネもどきの動作も可能となりますので、フィルターなどの特性が一目瞭然で便利ですよ。(スイープ機能無でも、手動で周波数を変化させれば特性がとれます)

投稿: JK1NMJ@斉藤 | 2008年12月 6日 (土) 23時56分

もうひとつの目的として、50MHz専用のハイパワーLPFの自作を考えています。市販のははHF~50MHzフルバンドをフラットに設計しているためか、どうもロスや減衰の面で気に入りません。50MHz専用で、第2,第3高調波に減衰極を作る設計とすると良いものができそうなのでトライしてみる予定です。

精度の方は、今のところ絶対値でのレベルを知る必要が無いので、これでも十分です。受信機の自作に足を踏み入るとなれば別ですが。。。その方向に行くと、ますます自作ばっかりに時間が取られ、実際の交信をしなくなるのが目に見えていますんで。

投稿: JF3DRI | 2008年12月 7日 (日) 21時43分

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