スプリアス測定(FT-655編)
ようやく、スペアナの使い方が解ってきたので、試しにFT-655のスプリアス測定してみました。
まずは、自作したダミーロードに微小電力を検出する回路を入れました。といっても、5列にしてある最後の抵抗をさらに2.2kΩと47Ωで分圧し、47Ωの両端をピックアップし、BNCレセプタクルをつけただけです。
方向性結合器を用いる方法もありますが、周波数特性を持つので直接の取り出しです。
測定風景。ダミーからのケーブル(RG-58A/U)が長いのについては他意はございません。
スパンを20MHz~500MHzとして、まずは50MHzの測定。非常に優秀です。真ん中あたりに少し見えますが無視できるレベルです。測定は全てCWモードのフルパワーで。
次に28MHz。200MHz近辺に1つありますが、50dB以下で問題なし。
3倍高調波の73.5MHzでした。50dBを切るか切らないかのレベルですが、問題はなさそうです。ちなみに基本波に近いところにある次の山が、IFの13.69MHzをプラスしたもの。次の山は、第2高調波のようです。
特に50MHz帯の実力が優れているのはTV 2chが存在する関西では望ましいことです。(地デジに移行すれば関係なくなるれどね)
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