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2008年11月29日 (土)

オーディオ用に・・かな?

Hk54_0 Haintz and Kaufmanという聴きなれないメーカの送信管HK54というもの。450THや100THの規格を小さくしたようなもので、サイドにグリッドが出ている3極管です。

プレート損失50W, プレート最大電圧3,000V, フィラメント5V, 5Aという典型的な高電圧少電流タイプ。動作例では、C級シングル、プレート電圧3,000V時に出力250W、B級PP動作時には、プレート電圧2,000Vで出力260Wが得られることとなっています。

Hk54_2Hk54_1  


フィラメントを点灯と、プレートに800Vを印加し、赤熱させてみた写真です。ゲッターが無く、プレート赤熱で、ガス吸着するタイプの真空管です。

アマチュア無線では、もうこの領域は半導体化され、全く魅力がありませんが、オーディオアンプへ応用で人気があるタマのようです。ただ、オーディオ用途では、プレートに1,000V以上加えることはまず無いので、果たしてこのタマの真価が発揮できているのか、無線屋から見るといささか疑問です。

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コメント

久しぶりです。

どうみてもオーディオなら正バイアス動作管ですね、この球。
何をもって”使いこなして”いるかどうか判断するのは難しいんですけど、正バイアスなら完全規格内動作でPd=40W程度にしてプレートを赤熱させて使うことはそんなに難しいことではありません。
天寿をまっとうできそうな使い方なら、いいんじゃないでしょうか。

投稿: 通りすがり | 2009年3月 1日 (日) 09時48分

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