LCメータキット
あちこちで話題になっていますが、ストロベリー・リナックスのLCメータキットがVer.2になって販売再開されまたので、私も注文し、組み立てました。
このような形で送付されてきました。価格は¥4,600円+送料240円です。配線図はありません。ガラエポ両面基板に書かれたシルク印刷とパーツリストを対比しながら半田付けしていくだけです。基板の寸法精度も良く、約1時間で組み上げることができました。
組み上がって、電源ON、あれれっ・・入らない。しまった、間違ったかなと入念にチェックしたけど間違いは無い。テスターで、電圧を測ると、ONすると1.5Vまで電池電圧が降下・・・さんざん悩んだあげく、原因は付属してあった006P 9Vのマンガン電池(上の写真、緑色のやつね。)が最初から切れていたことが原因でした。手持ちに有ったアルカリ006P(これもDLGの安物・・・千石電商で購入)と入れ替えたところバッチシ動作。
「おまけ」として付けてあったのですが、これでは誤解を招きますよ。ストロベリーリナックスさん。
数PFから0.2μFまでがコンデンサの測定範囲で、容量の大きい電解コンデンサはダメです。1%の精度との事なので、試しに200PFのセラミックを測定してみたところ、それらしき確度の数値が出てきました。
あと、これに見合ったケースに入れることが必要なのですが、こちら(JH2CLV望月さん)力作のようにキレイに作る元気はありません。
あと、気が付いたことは、結構電力を消費する・・・55mA(max100mA)となっている・・・ため、006Pではスグに空になってしまい、単3 x 6本 の電池フォルダを電源とした方が良さそうです。(大きくなりますが。)
望月さんも述べられていますが、この価格でこれだけの精度で測定できるので十分価値はありそうです。
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コメント
待っていた甲斐がありましたね! よく見たら小生の(ver.1)よりもボタンが多くなっているようで、ソフト的にもだいぶ変わっているのかも。
ところで、たまにしか使わないこともありますが、小生の場合今まで電池を交換したことないです。(CALIBは電池を食うとは書かれていますが)
投稿: JI3KDH | 2008年9月 4日 (木) 21時06分
Ver1.0と比べて安定度が良くなったと発売元では書かれていますが、精度が良くなったのではないようです。確かに、頻繁に使うものじゃないのですが、例えば多くのコンデンサから容量の選別をしたい場合、結構長時間使うのとVer1.0より機能を多くしたので消費電流が増えたとあったので、どうかと思った次第です。千石の006Pは安いんですが、一般に販売されている国産のはアルカリが約400円と高価なんで。
投稿: JF3DRI | 2008年9月 4日 (木) 22時31分