思ったよりごちゃごちゃに!
ソケット周り、パスコン、入力整合/分配回路、HVメータ分圧抵抗・・・など、ひととおりの配線を終了したところまでこぎつけた。あの大きさのケースだったら余裕で組み立てられると思っていたんですが、ご覧のとおり、ごちゃごちゃと盛りだくさんになってしまった。
1つ大きな失敗(?)があり、対策を施しました。というのは、タンク回路のVCですが4-400Aを装着して同調点を探ったところ、思っていたより、4-400Aの出力容量が大きく、殆ど抜け切ったところで50MHzに共振することが判明。(要するに“勘”が少しバズレた訳)タンク回路の作り変えがメンドウなんで、いろいと考えを張り巡らし、半巻ほどコイルにタップダウンしてVC接続することとし、とりあえずは解決しました。
これで効率が取れるかは不明です。プッシュ・プルはやっかいだぁ~。
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コメント
えらい進みましたねぇ! あとは電源部のみといったところでしょうか? タップダウンの結果も楽しみです。
投稿: JI3KDH | 2008年7月 8日 (火) 04時43分
ここまで来てなんですが、どうも良くない懸念事項が多々出てきました。最も大きな懸念事項は、4-400Aからの輻射熱でタンクコイルやその他の定数が変化し不安定となってしまうのでは・・です。心配していても仕方が無いんでこのままつっぱしってみますが。
別の観点からはLPFを内蔵したくなってきました。受信時はLPFはスルーできた方が良いし。定k型、バタワース、チェビシェフ・・ネットでは設計ツールも多く、自作もそんなに難しくはなさそうなんですが、ほんまに特性が出ているか調べるにはスペアナ+TGが必要なんですよね~。第2高調波は抑えられとしても第3高調波が、たぶんいっぱい出てくるんだろうな。
いろいろ考えると混乱して進まないので、まずはベタコンGGで動作させることを先決としよう!
投稿: JF3DRI | 2008年7月 8日 (火) 21時53分
部品バラじゃなく、組み立ててカタチになってくるとうれしいですよね。
お空でおしゃべりできる時を待っています。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2008年7月 9日 (水) 08時38分
下間さんとこgoogleの航空写真から、50MHzのアンテナ健在でしたね。ちゃんとQRVできるようにしたはるのはスバラシイ。こっちも、少しは電波ださんとあきませんホント。
コストも期限も関係なく、たった1台完成すりゃいい・・・仕事と違うところですね。ムスメがこの進み具合を見て「建物がいっぱい建って町が出来上がってきた」と言ってた。(^^)
投稿: JF3DRI | 2008年7月 9日 (水) 21時35分
タンクコイルの温度による特性変化は、やってみないとってとこでしょうか。どっちみちコイル自体もある程度発熱するでしょうし。LPFはそれだけで充分記事になりますもんねぇ。そのLPFに150MHzのノッチを入れたり80MHzくらいのHPFを入れたりする遊びなら、大げさな測定器なしでも何とかいけるかも…トロイダルコアなら…甘いかな?
投稿: JI3KDH | 2008年7月12日 (土) 00時39分
受信時にLPFが通るとそのロスが気になるので、リンク出力⇒リレーの間に、コネクタを付けて外部に出し、そこにLPFを付ける仕組みにしようかと迷っています。トロイダルコア、ワタシは今まで結構うまく行かなかったというか発熱とかで不良にしてしまった経験(一旦発熱したものは不良になってしまうことが良くあるようですが不良かどうか、見極めができない)があるのでどうもためらってしまいます。キロワット級だと大きなものが必要だし、50MHz以上だと空芯で十分なL値が得られるので・・・。λ/2先端ショートの同軸トラップは簡単なんですが、3倍に効果ないし。
やっぱし、スペアナが欲しいなぁ~。
投稿: JF3DRI | 2008年7月12日 (土) 09時43分