Amperexの5F23(4-400A)
オークションを見ているうちに悪いクセが出てしまいました。
購入したところは近所にある新生金属で、ご主人と十数年ぶりのアイボールになりました。事務所に直接お邪魔したのですが、まだまだ在庫がごろごろ。1時間程度、いろいろとお話をさせていただきました。他にもいろんな送信管やリニアパーツがあり、長居してると散財しそうなので、また今度ということで帰宅。 ・・・てな訳であります。
Amperex製の4-400A・・・しかし何故だか日本の送信管名称5F23とマーキングされています。もう1本はパルス仕様の"P"が付けられていました。
見てのとおり、グラファイトプレートで、ひだひだはありません。
さっそくフィラメントを点火してみました。プレートが釣鐘状になっているので、上部からフィラメント明かりの、おこぼれは全く見えません。
下部からフィラメントの輝きを撮影。露出をかなりマイナス側に振ったところ、スパイラル状のフィラメントとグリッドが見えました。
で、さてこれをどう料理するか・・構想だけですが50MHz Push-Pull GGアンプ に挑戦したいと考えております。
| 固定リンク
「真空管」カテゴリの記事
- RAYTHEON 6KN6=6KD6ではないかという考察(2023.02.14)
- 昭和30年の5球スーパーレストア(2013.01.07)
- ケノトロン(2012.02.01)
- 4-400Aリニアアンプ動作中!!(2011.10.08)
- 新種の真空管を発掘(2011.01.20)
コメント
GG-PPとはまたツウですなぁ。小生のようなシロートなら、GKで入力側は抵抗で食わせて、単なるパラ運転…になるんですが、もちろんGG-PPもやってみたい課題ではありますね。
投稿: JI3KDH | 2007年12月16日 (日) 11時56分
望月さんとのBBSでも触れたように
http://home.comcast.net/~nwilson343/amps.html
のPPアンプがあまりにも魅力的だったので、触発されました。Norm氏は全てのバンドに対して独立した複数のPPアンプを自作するといったプッシュプルにこだわりを持ってらっしゃるようです。HFのようなマルチバンドだと、やりにくいですが、50MHzモノバンドだと有効性があると私も考えます。ただし・・・
・タンクコイルに直接高圧が乗るため、感電防止対策をしないと大変危険
・バタフライバリコンのロータをアースして使う場合、耐圧がシングルと比較して2倍必要。
・ロータをアースしない場合だと、軸に高圧が掛かってしまし、シャフトカップリングで絶縁必要。
・入力側の低インピーダンスPPドライブ回路をどう構成するか。
など、シングルと比較して難しい点も多いです。
・
投稿: JF3DRI | 2007年12月16日 (日) 21時51分