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2007年7月

2007年7月23日 (月)

久しぶりの北港

アジ狙いで、和歌山北港海釣り公園へ行ってきました。

Hokko1「変わった魚が掛かった!!」 いきなり新顔が家内の竿にきた。なんと、それはワタシも釣ったことが無いチヌ

普通の胴付き仕掛けにオキアミのエサにコレが来たのはびっくりです。

Hokko2 釣果全体です。底物、タナ物、上物とよりどりみどり。こんな釣り方をする釣り人はめずらしいんじゃないかと。約20cmのグレは、サビキに掛かってきました。

Hokko3  アジとガシラは天ぷらに。あとは塩焼き。なぜだか、キューセンベラが水っぽくなく、おいしかった。

他のトピックスとして全長1.5mはある「エイ」が5~6尾、まるで編隊飛行するように羽ばたきながら、悠然と釣っている目の前を通り過ぎて行ったのは驚き、そして圧巻でした。こんなとこにいるんですねぇ。

そのほか、隣の方がアジが掛かり、竿を上げた瞬間、1mはあるかというデカイ「スズキ」が、その釣ったアジめがけてジャンプし、喰らいつきに来ました。バッシャンと一瞬何が起こったのかと・・・。あんなの掛かれば竿も糸もひとたまりもありませんが。

カンカン照りになったり、雨が突然降ってきたりで疲れきってしまいましたが、いろいろと楽しめました。

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2007年7月17日 (火)

台風、地震、大雨

Ame1 こちらでは強風もなく台風4号が通過したと思った矢先に、16日10:13に中越沖地震が発生、同じ日17:24に規模は小さいですが奈良県を震源とした地震が発生、そして23:18には京都府沖を震源とする「異常震域」タイプの地震が発生。

これで終わりかと思ったら、深夜に奈良県/大阪南部に集中豪雨、近くを流れる大和川が警戒水位を超えました。

Ame2 写真は、今朝の車通勤途中で撮影した奈良県内某所の様子です。水没している箇所と大和川支流の水位がかなり上昇していました。

被害が無かったのがホントウに幸いなんですが、これだけ重なるのは・・・何かの前兆???

皆様のところ、大丈夫でしょうか?

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2007年7月 4日 (水)

プレートの焼けぐあい

Rca RCAの送信管規格表

RCA Technicl Manual
TT-5
- Transmittig Tubes -

にはプレートの色が記載されているので、主要な送信管について、その表現を拾ってみました。

1.オレンジレッド 
Plates shows orange-red color when the tube operated at maximum CCS ratings.

  - 4-65A, 4-125A, 4-250A, 4-400A, 4-1000A, 4E27/8001, 826, 833A

2.チェリーレッド 
Plates shows cherry-red color when the tube operated at maximum CCS ratings.

  - 4E27A/5-125B, 808

3.やっと目でわかる赤色 

Plates shows barely perceptible red color when the tube operated at maximum CCS ratings.

  - 803

4.色が付かないもの 
Plates show no color when the tube operated at maximum CCS or ICAS rating.

  - 3C33, 829B, 804, 805, 807, 813, 815, 832A, 6146

5.その他、CCSとICASで異なるもの
Plate shows barely perceptible red color when tube in operated at maximum CCS ratings, and
cherry-red color at maximun ICAS ratings.

  - 810

Plate shows no color when tube in operated at maximum CCS ratings, and
barely perceptible red color at maximun ICAS ratings.

  - 809, 811A, 812A, 814

The plate may show a barely discernible red color in dark room.
と表現しているのもあった。

※ただ、これが全てじゃないと考えます。例えば、国産の813/4B13(東芝製)はプレートがタンタルプレートなんで、赤くなっても良いものと思われます。

Orange_red で、コレはOrange-red それとも Cherry-red ??

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2007年7月 3日 (火)

4-400Aは代用できるか(3)

その3 ・・・ パワーは出るか?

4_400_1 CWレンジで、プレートを赤熱して問題が無いことを確認したあと、さっそく同調を取ってどれだれパワーが出るか試してみました。

CWレンジ(HV=2,000V)では、レスティングが殆ど流れないので、SSBモードに思い切って切り替えてみた。(これも恐々・・) 3kV掛けても同じくレスティングは殆ど流れてません。それでも、入力を加えてみました。

写真は7MHzでInput 30~40Wを加え、同調を取った時のものです。右のメータはIGを示しており、おわかりのように、IGが流れるのにIPが少ない状態、いわゆる吸い込みの悪いタンク回路になってしまっています。もう少し、ドライブを上げてみれば良かったのですが、あいにくIGがいくらまで許容されるのか4-400A GGの動作例データを持ち合わせておらず、グリットを焼損してしまっては元も子もないんでこれでやめておきました。ちなみに4-400Aのグリッド損失は10W(3-500Zは20W)

4_400_2 その時の出力です。とりあえずは500W出ていますが、これでやめておきました。

後で調べたところ「リニアアンプ製作集」に4-400A GGの動作例が掲載されており、それによると

 
Plate HV   =  2000  2500  3000 V
IP(No Signal)= 70    80     90  mA
Drive Pow.   = 38    39     40  W
IP(Drived)    = 265  270  330  mA
IG(Drived)    = 100  100  100  mA

となっており、IG=100mAまでは許容できるようです。また、これらの動作例は全てゼロバイアスベタコンGGの条件であり、ツェナーが入っているTL922ではレスティングが流れないのは当然のようです。

突っ込んだ実験はできませんでしたが、そのまま差し替えではダメなようです。やるんだったらスクリーングリッドに+数百V, コントロールグリッドにマイナス電圧を加えるAB1級GGで動作させるのが理想的。そこまでしなくともツェナーを取っ払うだけである程度は使えると思いますが・・・。

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2007年7月 1日 (日)

4-400Aは代用できるか(2)

その2 ・・・ TL922への装着とエージング(burn-in)

Socket  さっそくコメントでつっこまれましたが、TL922はコンパクトに設計しているため、高さが高い4-400Aのプレートがシールドに当たると装着できない可能性があります。また、写真のようにソケットを少しだけ沈めてあるで、ハカマをはいている4-400Aがきっちりと刺さらない可能性もあります。

とりあえずやってみたところ、プレートのクリアランスは5mmは無いようですが、なんとかなりそうな感触を得ました。ソケットの方は、確かに完全に入りきれてないようですが、TL922のKenwood謹製ソケットは結構バネ圧が強く、こちらも実験程度ならいけそうな感触でしたので装着してみました。

Plate_cold 何年も使っていない直熱管を使うには、新品/中古を問わず、手順を踏まなければ内部でプラズマやアーク放電を起こし、一瞬で周辺回路を含んだ破壊が起こることがあります。

よって、まずパラ止めをはずし、フィラメントのみの点灯を行いました。この状態で約5時間。定格より低いフィラメント電圧からやった方が良いと書いてあるサイトもありますが、直接ONです。

※良く見えるように黒い衝立(賛否両論あるパンチングメタルね)を取り外してあります

Plate_hot 次に、パラ止めを装着してCWレンジ、2,000Vを恐る恐る印加。バーンってことも無く大丈夫、ホットする瞬間です。

このままの状態で更に1時間程度してからOPERATEにしてレスティングが流れるか見てみました。CWモードでは殆ど流れませんが問題はなさそうです。

次のステップとして本格的に内部ガスの吸着にかかります。4-400Aに代表されるダッシュ管は、プレートの温度が上がることによってガス吸着を行います。よって、これらの球はプレート最大損失付近で使うとプレートがオレンジ色になるのです。「赤くするなんてかわいそうに」と思われるかもしれませんが、赤くなって普通なんです。また、ガス吸着し真空度を保つためには赤くしなければならなともいえます。(全ての真空管がそうでないので注意、赤くしてはいけないのも当然あるんで)

という訳で、ちょっと強引ですが、少しだけドライブをかけてプレートを離調し流れたプレート電流を全てが損失となるようにしてみました。写真の通り、こんがりと焼けてきてます。ちょっと解りづらいですがEimacと東芝、特性の差を懸念しましたが、ほぼ同じような焼けぐあいです。(さすがはプロ用途・・・)

3-500Zと比べて、何と表現すべきなんか、言うならば「熱慣性が小さい」ようで、パッと赤くなり、ドライブを切るとサッと元に戻るイメージです。

ここまで来て、この2本が正常に働くことが確認できました。

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