« 50MHzAMブースタ(電源部) | トップページ | ロシアからの大型ガラス球 »

2007年6月22日 (金)

巨大な半導体

拾いもんです。

G_tr1 富士電機のインバータ用パワートランジスタモジュールで規格を調べたところ・・・

Vcbo=1200V, Vceo=1200V

Ic=300A, PC=2000W

でスイッチング特性はTon=3.0μS, Tf=2.0μSというものです。中身は、3段のダーリントン接続、そしてスナバ用ダイオード、ツェナーダイオードも内蔵されているようです。

G_tr2

こちらはIGBTモジュールで、同じく富士電機製です。規格は・・・

Vces=1400V, Vges=±20V

Ic=150A, PC=1100W (x2パッケージ)

でスイッチング特性はTon=1.2μS, Toff=1.0μSというものです。中身は、2つが1つのパッケージに収めてあり、スナバ用ダイオードも内蔵されてます。

こういったスイッチング用電力素子に詳しくはありませんが、トランジスタからIGBTに変わってきているようですね。しかし、何に使おうかしら・・・・

※これぐらいの規格で、1000MHzぐらいまで働いたら真空管なんて完全に淘汰されてしまう !

|

« 50MHzAMブースタ(電源部) | トップページ | ロシアからの大型ガラス球 »

電子部品」カテゴリの記事

コメント

こんなん、何に使いましょうねぇ?
応用できるブツが思い浮かびません。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2007年6月23日 (土) 05時49分

さすがに使いみちが無いですよね。スイッチング専用なんで、リニア領域では使えないと思うし。

#そういえば、電車関係の放出品に巨大なサイリスタがあったのを思い出した。いや、GTOだったかな。(GTOはIGBTに完全に淘汰されてしまったみたい。)

投稿: JF3DRI | 2007年6月23日 (土) 21時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 巨大な半導体:

« 50MHzAMブースタ(電源部) | トップページ | ロシアからの大型ガラス球 »