2024年12月13日 (金)

VFD時計の単一電源化とケースへの組み込み

まずは完成した動画から。

 

 

ブレッドボードで作っただけでは、そのまま放置して忘れ去られる存在になるのでちゃんとカタチになって実用的なものにまで作り上げることにしました。

まずは5V単一電源化です。

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Aliexpress で安いDC-DC昇圧モジュールと降圧モジュールを調達しました。いづれも50円とかそんな値段のやつ。
・5V ⇒ 20V
・5V ⇒ 1.5V

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単一電源化に成功しました。

ケースの選定

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フィギュア用のちょうど良い大きさのケースがAmazonで見つかりました。

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なんとかうまく入りそうです。

後はスペーサやらを取り付けて、ドリルやヤスリやらを使って組み込み、最初の動画のように完成させました。24時間稼働させてますが、RTCモジュールDS1307 はあまり精度が良いとは言えず、ズレてきます。ESP32を使ってNTP時計にするとか、JJYモジュールを使うとか、はたまたGPSを使うとかできれば最高なんですがね。

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2024年11月23日 (土)

不動在庫のVFD (蛍光表示管) を使って時計を作る

20年ぐらい前だったか、日本橋のデジットにて50円か100円で投げ売りされていたVFD LD8113 が6本が不動在庫になっているのを見つけ、なんとか使ってみたいなぁと考えていたら、今でも販売されている小さなVFD LD8035E を使ったキットを見つけました。

Kicadを使って基板を作るのは難易度高いのでこのキットを利用できないかと購入してみました。
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LD8113とLD8035E はピン配列が異なりますが、クロスさせたりして強引に基板に取り付けてみます。
MT管ぐらいの大きさあるのではみ出してしまいますが、そこも強引に。Vfd_02

なんとか6本を取り付けることができました...

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この状態でちゃんと動作するか、チェックです。
真ん中のセグメントは使いませんが、6桁ともに正常に点灯することを確認。

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Arduino 用のスケッチを探したところ、良さそうのがみつかりました。ここです。

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いろいろ苦労しましたがなんとか動作するようになりました。

ポイントとしては

・LD8113 のフィラメント電圧は2.5Vと添付されていた紙に書かれて
 いましたが2.5Vでは赤熱し高すぎるようで1.5V程度で良さそうです。
・アノード電圧は12Vでは暗すぎ、18~25Vで使うのが良さそうです。

最後に動作中の動画、ニキシー管と並んでレトロ風で味があります。

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2024年10月20日 (日)

FL-7000 10年ぶりの再修理、メーターランプLED化

YAESU FL-7000リニアアンプ、修理はもうやっていないのですが10年前に修理したオーナー様から相談が有ってトランジスターも準備してもらっていたのでアフターサービスのような感じでお受けしました。

200W程度しか出力が出ず、プロテクションがかかるとのことです。
Fl7000

この機種、10年前にも書きましたが25kgもあって、もう体力的に2階のシャックに一人で持ち上げることはできません。よって玄関で分解して部分ごとに診ていくことにしました。ただ、200V動作なので玄関には来ておらず、100Vに一旦変更して動作させる必要もありました。

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ファイナル部のみ取り出してチェックです。50V動作させていますが、20V程度印加して各部の電圧をチェックしたところ片方のユニットにおいてベース電圧がおかしく、トランジスターが不良になっていると判断。10年前に交換した石とは違う方のユニットです。

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テスターで診ても正常。しかし、トランジスターチェッカーで診ると増幅はしない単なるダイオードになってしまってました。もう片方は正常と出るものの、B <-> E 電圧が高くなっていたのでこちらも不良と判断、PushPullの両方交換です。

これでユニット単体でのチェックは正常となりました。

<メーターランプのLED化>

メーターランプが切れているので可能ならそちらも対応して欲しいとのご要望。
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YAESU特有の横長電球です。これをLED化するのはちょっと工夫が必要...
これが正解っていうのはありませんが、私なりの方法で対応することに。

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電球色チップLEDをふたつ使って横長に対応する措置を取りました。

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オリジナルとは雰囲気が異なりますが、いい感じに仕上がりました。
リニアアンプの入手が困難になってしまったので、古い機種でも貴重です。

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2024年8月 2日 (金)

初めてKiCADを使ってプリント基板を作成、発注する

自作するにはプリント基板を作るスキルをマスターすることが必要な時代ではあることは重々承知ですが、年を取ると共にそういったパソコンツールの使いこなしがネックとなってしまいます。重い腰を上げて、これではイカンとKiCADをインストールし、オリジナルプリント基板の発注に取り組んでみました。

まず、簡単なものとしてこれまでユニバーサル基板で実験してきたラダーフィルターを基板化するということで。

Kicad
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Youtubeの解説動画やら、説明ブログやらいろいろと見ながら、なんとか回路/アートワークを扱えるようになりました。膨大にあるパーツのフットプリントから合うものを探し出すのが大変だったです。

そしてガーバーデータ、ドリルデータを作って JLPCB へオンラインで発注・・・

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10枚で$5、時間がかかるとこことですがOCSを選ぶと送料$2と非常に安価。これは利用すべきですね。

7月26日に発注して届いたのが8月2日、国内はヤマト運輸が配送してくれました。思った以上に早く到着しました。

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さっそくXtal=14.318MHz (例の2000個あったやつ)、C=120pF (実験でSSBにちょうど良かった値)を取り付けてて測定してみました。
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BW=約2.5kHzとばっちり特性を得ることができました。

今回は手始めでしたが、もう少し回路規模が大きいのにも挑戦していきたいと思います。

 

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2024年5月24日 (金)

遺品整理 無料で差し上げます

カラオケ/オーディオ系ばかりですが親父の遺品整理です。

無料で差し上げますのでコメント欄またはメールにて。
取りに来られる方のみ、発送は高くつくので。
軽トラ、ミニバン等で全部まとめて持って帰ってくれる方最優先。

場所は奈良県中部です。
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2024年5月19日 (日)

(写真のみ、とあるブツ)

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2024年4月18日 (木)

自作に適したファイナル DRI方式 SOT89 ⇒ TO220 変換

電子部品の表面実装化/小型化で自作がやりにくくなってきました。特にファイナルの石をどうするかが大きな問題と。三菱のRDシリーズが10~20W出力程度のファイナルとして多用されていたのですがTO-220パッケージは時代の流れによる実装方法の変遷でディスコンとなってしまいました。
Rd16hhf1

代用となるもの、何か無いかと私なりにAliexpress等を探してみたところ下記のSOT-89パッケージ品がまだ安く入手できそうな感触です。

・RQA0009SXTL
⇒安いがディスコンになっていてフェイク品を摑まされる可能性大きい。私も掴まされた(泣)

・AFT05MS004NT1
⇒秋月で170円で売っていたが販売終了になりました。ただしAliで入手可能。

・HTL7G06S009P
⇒RQA0009の代用品としてAliで売られている。規格等詳細不明、中国メーカーの模様。

・DS05
⇒これも中国製。詳細不明 (人柱希望)

最有力は AFT05MS004NT1 でしょうか。ただ、ドレイン損失が20W以上と大きくフル規格で使う場合、放熱がネックとなるようで使用に当たって難しそうです。

そこで私なりに考えてみたのが

SOT-89をTO-220に変換しちゃえ!!

です。

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ジャンク箱に眠っている壊れているのとか、使わないTO-220パッケージをドナーとしまして…

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プラスチックモールドをカチ割ります。

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ダイを削り取ってハンダが乗るよう、金属部分のみとします

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このように取り付け、ドレインとゲートを適当なリード線を付けます。
(使わない抵抗とかコンデンサを使うと作業しやすかった)

使ったのは AFT05MS004NT1 ですが RD06HHF1 と同一回路でRF Power AMPを作ってみたいと考えています。


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2024年2月22日 (木)

FT-1000MP MARKⅤ バックライトLED化

久しぶりの更新となります。

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ローカル局からの依頼、YAESU FT-1000MP MARKⅤ 200W機ですね。液晶表示が暗くて見にくい、なんとかしてくれ!!ってことで賜りました。初めてお目にかかるリグです。

過去に一度FT-1000MP、同様の症状でLED化した経験もあるのでこの機種の持病みたいなもんですね。バックライトにCCFL使っているのでどうしても寿命が来ます。左側が特に暗いですね。

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過去に実施した時に購入したテープLEDが残っていました。これを使います。

Mark5_02

ここまでの分解が大変。回路を追って不良箇所を見つける必要が無いので、この作業を苦と思わないんだったら、誰でもできそうな気もします。ただ、多数のコネクターを外す必要があるので、写真を取って組み立て時に間違いないようにすることは大切。

Mark5_04

テープLEDは両面テープで接着できるようになっていますが、それだけでは固定できなので反対側にも細工して取り付ける必要があります。左側がもうひとつLED光源足りないですが、ここは目をつむってもらうことに。

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無事成功しました。

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2024年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

2024_gantan

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2023年12月28日 (木)

7バンドWASが完成しました

40m においてDE州とVT州の2つが残っていましたが、なんとかQSOするに至り40m~10mの7バンドでのWASを完成させることに成功しました。

Wac_all

東海岸のSR時刻と、JAのSR時刻を狙ったのですが、最後に残ったVT州はJA SR時刻でGetすることができました。あとは、80mと6mですが自分の寿命が尽きるまでを期限として狙っていきましょうか。

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