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2018年3月11日 (日)

BR-200 状況悪化させたものを復旧

Br_00

ブログ更新の間隔が開いてしまいました。正月以降、体調を崩してしまい、現在も良くなく、修理がなかなか捗らないのと、修理不能でブログに掲載していないものも有ったからです。

受付リストで、お待ちいただいている方には申し訳ありませんが更にお時間をいただくこととなりそうです。

クラニシのアンテナ・アナライザーBR-200の修理依頼があり、お預かりしました。
それが、中を開けたところ・・・。

Br_02

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OPアンプを強引に上から交換し、それもハンダが浮いた状態、そして裏面はどこに繋がっていたかわからない宙ぶらりんの配線。明らかに弄った形跡があり、修理どころか余計悪化させて、訳がわからなくなってました。

オーナー様に聞くと、お知り合いに診てもらったとのこと。弄ってあるものは、修理受け付けない方針ですが、不可能かもしれないことを条件に診てみることとしました。

まずは発振しないので、全ての電圧をチェックしていくと、発振回路に入っているAGCが完全にOFFになっていてFETのソースが接地されない状態であることを突き止めました。MOS-FETを触ってみるとポロリと頭が落ちてしまいました。これも、弄ったためピンが劣化したためと思われます。仮に、ドレイン<->ソース間をショートさせると案の定発振を開始し、発振回路はこわれていないことをまずは確認。

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発振したのに、出力コネクターに信号が出てきません。SWRブリッジの50Ω抵抗が断線してました。原因はこの抵抗のみのようです。抵抗が断線する理由は、アンテナを接続したまま、他のバンドのアンテナから送信したことが考えられます。

7MHzのアンテナをアナライザに接続したまま、別に上げている21MHzで送信したとか・・・。この理由が理解できない方はアナライザの取扱いは十分注意ください。

50Ωの抵抗は無いため、51Ωの抵抗から選別して取り付けました。まぁ、そこまでしなくとも良さそうですが。

さて、発振はしたものの、全く動作しません。メーターは振り切ったまま。

Br_04

3日ぐらいかけて、何度も何度もチェックしたところ、ようやく発見しました。

OPアンプを交換しようと裏面からハンダ鏝を当てたんだが取れないため、基板パターンを破損してしまっていた。

Br_06

それでもまだ動作しません。また、何時間も費やしてイチから配線をチェックしたところ・・・。

・半固定抵抗が欠損していた。
・間違った配線をしいていた。

もうめちゃくちゃです。



一週間以上かけて、ようやく動作するところまでこぎつけました。

やはり他人が弄ったものは修理受け付けない方が良いと、つくづく思った次第です。

配線図からおかしなことをしてあった個所を記載しておきます。

Br_07


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