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2017年12月 2日 (土)

TS-900Dライン フルレストア・・・その2

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つづきです。

③④音が割れる、ハム音が乗る

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まずは電源を調べてみました。
配線図が見つからなかったので、目視。半導体回路の電源は、安定化していないようで、平滑コンデンサとチョークコイルのみ。特に問題は見当たりません。
安定化無しなので少しハムが出るのは仕様だと判断。

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音が割れる状態をオシロで見てみました。音量を上げると右のようになり、歪んで聞こえます。はい、Peakで発振してますね。小音量だと大丈夫なので、プロダクト検波段まではOK、それ以降のAF回路に問題ありと判断できます。

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AF基板を取り出して入念に目視チェック。発見しました、コンデンサの液漏れ
このコンデンサは、前段の電源デカップリング用コンデンサで、容量が無くなれば発振することは明らかです。

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このコンデンサ交換で音質は正常、ハム音もうんと少なくなりましたが、他のコンデンサも、怪しそうだったので全数交換。こころもち、全体的な音質が良くなったよーな?


⑤VFO発振停止

⇒本体のVFOに関して、これは問題ありませんでした。

⑥CWフィルターの取り付け

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TS-520と同じYG-3358Cです。オーナー様から同梱いただいたもの。
取り付けはハンダ付けが必要です。

そのまま取り付けてもナローとなりません。どこかにジャンパーやスイッチがあるのかと回路をさがしまくったのですがよくわかりません・・・。海外も含めてネット検索することでようやくわかりました。

   「右の写真のコネクターを逆向きに差し込む・・・」


これは意表を突いた方式でした。

しかし、このフィルターを取り付けたことでパワーが少なくなったり、受信感度が大幅に落ちてしまい、取り付けを間違ったのかなぁ・・・と4時間に渡って悩み続け、ようやくわかったのが・・・。

  「取り付けたCWフィルターが挿入損失が大きくなった不良品」


ということでした。ご勘弁願いたい・・・。

つづく・・・

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無線機修理/リストア」カテゴリの記事

コメント

上手く送信できたかな。不安になり再送信します。
いつも楽しく拝見させて頂いています。これからも頑張って下さい。(JA3DJZ)

投稿: 田中幸男 | 2017年12月 3日 (日) 11時11分

コメントが中途半端になりました。済みません。
900Dの修理でコネクターを逆に挿さなければならない、
事を見つけられ、感動しました。私もFT-107SMやIC-732を
そしてローカルとはIC-3700でらぐっています。その内お世話にならなければならないなー、と思いながら楽しく拝見しています。頑張って下さい(JA3DJZ)

投稿: 田中幸男 | 2017年12月 5日 (火) 06時14分

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