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2016年12月 2日 (金)

IC-551, MX-6Z 修理

551_00_2

アイコム IC-551 と ミズホMX-6Z 動作しないとのことでお預かりしました。
まずはIC-551から・・・。

551_01

VCOアンロックです。でたらめなスペクトラム。当機種は、トリマーなど無く、調整する箇所がありません。十数時間かけて、PLL, PLL LPF, プログラマルデバイダーを調べたのですが、どうしても原因特定できません

551_02

そこで、オーナー様と相談の結果、ジャンクのIC-551をオークションで落札し、移植手術をすることとしました。

551_03

まずは、ドナーからPLL基板を外して取り付けようとしたのですが、配線のコネクター位置が異なりだめです。

ロットによって基板が異なっているのです。

551_04

CPUが載ったコントロール基板ごと交換することにしました。取り外すのはかなりやっかい・・・。

551_05

この基板もバージョンによって異なっていました。左がドナーからの、右がオーナー様の分です。どうやら、PLL基板とセットになっているようです。

551_06

両方交換することでPLLがロックして正常となりました。

移植手術しようと思ってオークションで落札したものの、同一機種なのに使えないということが起こりえます。

24時間エージング、キャリアポイント、リファレンス等をチェックし問題ないことを確認し完了としました。

<MX-6Z>

Mx6_00

調べたところ、B BANDは正常ですが A BANDが何かおかしいことがわかりました。

Mx6_01

そこで、いろいろ調べているとA BANDの周波数可変範囲が極端に広いことが判明。なんと6MHzも変化しているのです。

Mx6_02

VXOを採用していますが、A BANDの水晶が不良でVXOではなく、LC発振器になってしまっているのが原因でした。

VXO水晶の入手は当方で困難なため、オーナー様で探していただくしか方法はありません。

Mx6_03

その他、再調整をして完了としました。

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