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2016年6月

2016年6月27日 (月)

修理受付一時停止のお知らせ

2017年2月13日

いつもアクセスありがとうございます。


       修理予約が20件を超えたため、
           修理受付を一時停止させていただきます。

    
    依頼をメールを送付いただいても、公正の
         ため、予約リストへは記入致しませんので
    ご了解願います。



※機器の使用方法間違いで「壊れている」と思い込んでらっしゃる例がたくさんあります。慌てず、取説を読むなり、詳しい方に聴くなりし故障と断定してからご依頼ください。
(ナンセンスコールの対応に時間を裂いてしまうことが多々あります。
 当方はメーカーのお客様相談センターではありません)

※未だに、古いコールブックを見て電話にて直接問い合わせがありますが、電話での受付は実施してませんので了解願います。
(ここに掲載しても、当ブログを見ていないようなので無意味だと思いますが)



以上よろしくお願いします。

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2016年6月19日 (日)

FT-736M FM受信できず他

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YAESU FT-736M 50/144/430/1200MHz、CWフィルターとフルオプション実装した25W機です。オーナー様からの故障状況と要望は・・・。

1.FMが全く受信できない。
2.メインダイヤルがスムーズに変化できず飛ぶことがある。
3.メーター照明ランプ切れ (LED化して明るくなるようご要望)
4.電源ユニットの電解コンデンサ交換要望
5.内部をチェックしたところ何か液体が入った痕跡があるのでチェックして欲しい。


とのことです。

<1.FMが受信できない>

まずは内部を開けてみると・・・。 (5.の液体の侵入)

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これはいけません。筐体天板の放熱スリットから、なんらかの腐食性が非常に強い液体が侵入したようです。まずは、この錆びを除去し、基板のパターン切れが無いかを入念にチェックしました。

そして、部品面もルーペでチェックすると・・・

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ひどく腐食したパーツを発見。これらを交換しましたが、まだダメです。この基板はRX UNITでFMが受信できないことに関係しています。

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信号の流れを追っていくと、FM検波に届いておらず、IFTが不良(2次側巻線が腐食により断線)していることがようやく解りました。

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こんなIFTは入手困難。455kHzなので、そこらのジャンクAMラジオ基板から移植する方法も考えたのですが、寸法が中途半端でダメです。
FM使えないのは制約が高いので悩みまくって、可能性がある方法は無いかと知恵を絞り出しました。

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そこで思いついたのがコレ。1次側は生きているので、多少のインピーダンス不整合は承知の上、Cで2次側と結合するというものです。

目論見どおり、見事にザー音が出てきてFM受信できるようになりました。幸いにも感度低下もそんなに感じられません。これでFM受信OKとなりました。


<2.メインダイヤルの動作>

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全面パネルを分解してエンコーダー部を調べたのですが、ブラックボックス化されていて手を付けることができません。。配線図にも記載がありませんし、残念ながら修理不能です。

<3.メーター照明ランプLED化>

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そのままLED化したところ、どうも暗い。メーター照明は電球のサイド側からの明かりを主に取っているようで、前方に光軸が出るLEDではダメのようです。そこで、LEDの頭をヤスリで削り、サイド側に光が照射するように加工しました。

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取り付け後はこんな感じ。これでも、目に見えて明るくなったという感覚にはなりませんでしたが。。。FT-757やこの無線機のメーター照明は、下からなので仕方ありません。

<4.電源ユニット電解コンデンサ交換>

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ネット検索すると、多くの症例が出てきますね。現状、問題ありませんが写真の3つが良く液漏れするようで耐圧が50Vのものに交換しておきました。

<5.その他>

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受信チェックをしていたところ、430MHz帯の下位ループPLLが不安定なことに気が付きました。この基板の取り外しが結構たいへんでしたが、VCO再調整で正常となりました。

他のバンドも再調整し、パワーチェック、リファリンス調整、全面パネルツマミ洗浄して完了としました。ただし今後も腐食が進む可能性があり別の部分に不具合が生じる可能性はあります。

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2016年6月13日 (月)

FT-102 感度が悪い

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YAESU FT-102 お決まりのリレー不良による感度低下でお預かりしました。
何度も修理しているので、参考となるところはありませんが・・・。

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バンド切り替えスイッチ軸の下に付いているリレーだけは、高さの関係で互換リレーに交換できません。
(Aと書いてある所ね)


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例の如く、分解洗浄で対応します。正常動作するようになったかどうかは、取り外した段階で単体テストをする必要があります。(24V電源が必要)


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送信系をチェックしていると、18MHzと24MHzが送信できません。WARC対応以前のロットですね。
調べたところ、この赤い線を取り外せばOKと判明しました。


互換リレーの入手に多少時間がかかってしまいましたが、ツマミ類の洗浄、リファレンス、キャリアポイント調整を実施し、24時間エージング後完了としました。
180W近く出力され、ファイナルの6146Bも元気でした。

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