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2015年1月16日 (金)

HL-200BDX パワーが出ない

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東京ハイパワー HL-200BDX 修理依頼。正常にパワーが出ないとのことでお預かりしました。 2アマの上限、200Wを出力できるリニアアンプとして大変貴重なアンプですね。東京ハイパワーが倒産した今、この仕様のアンプを入手するのは大変困難となってしまいました。

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回路は、THP120 (東京ハイパワー専用の形名で、東芝の2SC2879ではないかと言われている) のプッシュ・プルを2つ電力合成したもので、CB用の HL-200B などとは大違い、きっちりしたバンド毎のLPFも完備した「真の200Wアンプ」に仕上げられています。下の方に並んでいるTO-220パッケージのトランジスタのようなものは50/100W入力でも使えるアッテネーター。

まずは、電源を入れてテスターで各部電圧をチェックすると、片側のコレクターに電圧がありません。どこかで切断しているようです。

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原因はコレでした。外観から見るとヒューズは切れていません。しかし、端面を良く見ると溶断する線とヒューズの端面のハンダが浮いてしまっていることがお分かりかと思います。ガラス管ヒューズ自体の不良って結構ありますので、要注意です。
20Aの在庫が無かったため、半田付けをやり直して修復しました。

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ヒューズの修復で120W程度は出るようになったのですが、それ以上ドライブをかけるとプロテクションがかかってしまいます。1本トランジスタが交換してあり、そのあたりも疑ったのですが、結局プロテクションを動作させるスレッショルドVRを調整することで200Wオーバーの出力を得ることができました。

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