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2012年11月17日 (土)

TS-770修理・・・2SC460では無かった

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 パケット通信をやっていた頃、そのグループでのジャンク市で仕入れた TS-770 が押入れに眠っていました。前オーナーは有名な方で、その形見として入手したものです。
 受信音が濁っており、この無線機に多数使ってある 2SC460 の劣化だと考えていたので「全部交換は腰が重いなぁ~」と20年間、ほったらかしにしてました。


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 まずは、化粧直しね。結構きれいに使われており、埃も殆どありません。


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音が濁るので、まずはローカル発信機の出力をスペアナで拾ってみてみることにしました。
 すると・・・・


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左が430MHz帯の局発波形、左が144MHz帯の局発波形・・・ とんでもなく帯域が広がっていた。430/144ともに、PLLがノイズで振られている・・・ 
スピーカに耳を近づけると、何か発振しているような音が聞こえます。それもVRを絞っても。 ここで、ピンと来たのが「電源」でした。 

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 そこで、仮に外部DC電源で動作させたところ、ビンゴ!! 正常になりました。ではではAVRユニットをチェック。+B電圧の13.8Vが14.3Vぐらいだったので、調整・・・すると不思議なことに局発のノイズが消えました。。。
 これだけで、電源が発振しているような症状が消えるハズが無いと、いろいろ調べたのだが「正常」に戻ってしまった。結局、どこの2SC460 も交換せず、そのまま^^


770_3

 サービスマニュアルには、調整箇所がてんこもり^^
複雑怪奇でメゲたので、主なところのみをかいつまんで実施しました。相当ズレでおり、定期的なメンテはやってあげる必要があるようです。


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 前オーナーが取り付けた、430MHzのプリアンプ。これの威力か、-143dBmのSSG最小出力をいとも簡単に検出しました。ただ、2信号特性は悪いと思う。


この機種、当時の定価が¥184,800円- TS-830Sより高価だったんですね。高価な無線機だけあって、性能はともかくメインダイヤルはアルミ削り出しでずっしりと重く、おもて面だけは高級感があります。
たぶん、使わないでそのまま、隣の展示室行きとなると思われます^^

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コメント

TS770です。電源を入れると、マイクを接続しないのに、リレースイッチがカチカチと音がして、リレーが働いて、送信の赤いランプがうすくつき、受信が出来ない状態です。電波は弱く出ているようです。430,144は区別なく働いてしまいます。リレー回路が悪いのか、VOX回路か、追いかけていますがわかりません。何かヒントいただければと思います。

投稿: 小泉啓治 | 2013年9月22日 (日) 22時11分

回路をきっちりと追ってみなければ、わからないです。TS-770は複雑な回路構成なので、回路を追うだけで数時間かかり、ご勘弁ねがいます。

投稿: JF3DRI | 2013年9月23日 (月) 00時48分

最初に投稿した者です。あれから約半年、解決したようです。SENDのトグルスイッチ(呼称は疑問です)の不良で、この部分だけ取り除き、別のトグルスイッチを代わりに、基盤に線を半田付けし引っ張り出し、この別のトグルスイッチにはんだ付けして、電源を入れましたところ、とりあえず、電源をONすると送信状態になる状態が消えましたので原因がわかったような気がしました。SENDスイッチは5のスイッチの一つですが、他のスイッチも悪い感じがしましたので、この部品を手に入れまして、交換しました。出力も10W以上出て、受信もできるようになりました。確か貴方さまのこの記事の内容を読んでヒントを得ましたと思います。

投稿: 小泉啓治 | 2014年3月29日 (土) 23時36分

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