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2012年1月 7日 (土)

TS-520Xのスプリアス特性

Spu_00

 「美しすぎるTS-520X」 のスプリアス特性を測定してみました。ファイナルは単なるパイマッチだけで、LPFも無く、いっぱい不要な電波が出ていると予測していたのですが、さて結果は・・・


Spu_80

 <3.5MHz>
2~50MHzのスパンを48MHzとしましたが、全く問題ありません。第2高調波が -46dB 下で見えるだけです。もちろんもっと高いところにも何も出ていません。


Spu_40

 <7MHz>
 このバンドも全く問題なし。第2高調波が -48dB 下で少し見えるだけです。


Spu_20

 <14MHz>
 全く問題なし。第2高調波が -52dB と優秀。


Spu_15

 <21MHz>
 100MHzまでに広げました。これも全く問題なし。第2高調波が -52dB と優秀、たいしたもんだ。


Spu_10

 <28MHz>
 これも全く問題なし。周波数が下の方に -55dB のちょっとしたものが出ているだけ。すんばらしい。


※はっきり言って、もっといろんな電波が副次的に出ていると思っていたのですが、全バンドに渡ってすばらしいです。高調波の関係をうまくなくすように、1st IF, 2nd IF, Local OSCの各周波数を決めたのか設計技術者のスキルに感心するばかりです。それと、改めて真空管ファイナルのパイマッチが優秀であることも。

※この測定データは、この固体に限ったものであると共に、個人で測定したものであってあくまで参考にということで了解願います。また、バンド内の1周波数のみの測定であって、送信周波数を変化させるとこうならない可能性もあります。

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コメント

昔々 TS520の周波数構成はヒースキットのSBシリーズと同じではないか?
という話を聴いたように記憶してますが如何ですか?
しかし、第2高調波以外見当たらないというのはすごいですね。技術屋の腕は確かだったようです。
さすが トリオ!!!

投稿: JA3GN | 2012年1月 7日 (土) 19時35分

ヒースのと周波数構成が同じだったことは知りませんでした。更に古いTS-510/TS-511も同じ構成ではなかったでしょうか? IF=3.395MHzでVFOが5.5MHz~4.9MHzで、これをMIXし、8.895~8.295MHzの帯域を受信するものに対して、各バンド毎にクリコンが付いたダブルコンバージョン構成です。

MIXがデュアルゲートのMOS-FETなので「ざぁ~」っというミキサーノイズが酷いのと、強力信号による感度抑圧、混変調にもめっぽう弱いので送信は良くても受信がダメですが・・・。

投稿: JF3DRI | 2012年1月 8日 (日) 11時34分

JF3DIR さま
何時も参考にさせて頂き 非常に勉強になっています。
TS-520Xのスプリアス特性 について質問させてください。
この TS-520Xのスプリアス特性を測定された時の 測定点
及びその時使われた冶具などの接続方法と出力条件など
面倒でなければ 御教示頂けないでしょうか
スペアナの型番も差支えなければ お教えください。
宜しくお願いいたします。

投稿: 田中 智 | 2013年5月24日 (金) 23時27分

田中さま

スペアナはR3261C、自作のダミーロードからサンプリングした出力を見ています。測定は全て出力最大点、各バンド毎の周波数は記録しておりません。

コールサインはJF3DRIです^^ 神奈川のJF1DIRさんとは、いつもSNSでやりとりしてますが^^

投稿: JF3DRI | 2013年5月25日 (土) 14時17分

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