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2011年4月10日 (日)

開局当初へ(50MHz AMへの復帰)(完:配線図)

最終的な配線図をアップしますね。少しばかり、自分なりの工夫も。
 <RF部>

Am_tx

★ポイント
①Cgバイアス回路
 ・グリッドリークバイアスによる「深いC級」が基本。しかし、無信号時や入力同調回路
  がズレた時、ノーバイアスとなり過大電流が流れる。これを阻止するために、
  ツェナーダイオード(-66V)とグリッドリーク抵抗を併用とした。
 ・古い回路ではSgにクランプ管を用いて回避しているのを見かけるけど。
②スクリーングリッド回路
 ・抵抗47kΩと100kΩで分圧している。一般的には33kΩ程度のみで分圧は不要なの
  ですが、無信号時に-130VのCg電圧でもカットオフできなかったのでこうなった。
③キャリコン回路
 ・一般的にはNPN Trをダーリントン接続にしてリレーをドライブすれば良いのですが、
  受信時に変調器側をカットオフするリレーを1本の線でコントロールしたいため、
  PNP Trに変更した。定数は適当です。

あ、ここで気がついた。中和回路はSgにコイルを入れて、中和を取っています。
つづいて、変調器です。

<変調器>

Am_mod_2

位相反転にPK分割(アルティック型)を用いた簡単な回路です。
★ポイント
①出力管のカソードバイアス
 ・カソード同士をつないでバイアス抵抗を用いるのが一般的ですが、おのおの
  別にバイアスが掛かるようにした。(510Ωね) これは、ペアマッチでなくとも
  使えることを狙っています。しかし、今回10本購入、せっかくなので両カソード
  電圧が近くなるよう、選別した。
 ・約22Vになったので、AB1級で動作しているものと思われます。
②位相反転は12AU7
 ・当初は12AX7(μ=100)を使っていたけど、ドライブ電圧不足となってしまった。
  少し増幅率が低い12AT7(μ=60)に交換してみて良くなったけど、更に低い
  12AU7(μ=20)が良い特性(サイン波を入れたとき、上下同時に飽和)と
  となった。(詳しい理由は追っていません。)
③出力管のカットオフ
 ・出力トランス(OPT)が6V6用のものなので、規格オーバーとなる可能性がある。
  これを少しでも回避するため、また、受信中は無駄な電力を使わないため
  にもカットオフするリレーを設けた。

あくまでも、個人的に設計したものなので、おかしなところがあり、そのまま使って異常が発生しても一切責任は持てませんので、ご理解願います。

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コメント

西村様
久保田と申します
HP拝見しました、突然に失礼かと思いつつ、JRC5B38お持ちでしたら譲って頂けないでしょうか?1本手持ちが有りAMPを作製したく宜しくお願い致します。

投稿: 久保田 博 | 2011年6月 9日 (木) 23時25分

久保田さま
お探しのタマは、残念ながら所持しておりません。また、手持ちがあっても本来のアマチュア無線で使う「送信管」、すなわち高周波のリニアアンプ用途以外での利用は販売やお譲りすることは基本的にしないと思います。あしからずご了承ねがいます。

投稿: JF3DRI | 2011年6月10日 (金) 20時16分

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