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2007年6月23日 (土)

ロシアからの大型ガラス球

真空管収集癖が復活したというか、ますます入手困難/価格高騰する送信管の情報を見ているうちに到着したのが「ロシア製真空管」。まぁ、今更・・って言われるかもわかりませんが、有名どころのGU74B/4CX800Aを筆頭とし、ロシア製8877/3CX1500A7と言われるGS35Bなどセラミック管とは異なり、ガラス管はないかいな ということでに目が行ったのがコレです。

Gu81m_0  GU-81M
(ロシア名: ГУ-81м)

というシロモノで、どうやら日本独自であった送信管P250Aをマネしたようです。2本のツノが生えており、1本はプレート、他方はG3、すなわちサプレッサグリッドです。

なぜ、Pentode(5極管) かが解る方は、この道のツウでいらっしゃいます。(というか、古いことを知っているだけ???)

簡単な規格は

外形寸法 : 260mmx202mm
フィラメント : 12.6V, 11A
プレート電圧 : 3KV Max(at<6MHz)
プレート損失 : 450W
プレート電流 : 600mA

で動作例としてプレート電圧=2kV, スクリーン電圧=600V,コントロールグリッド電圧=-200Vで700Wの出力が得られるとあります。

Gu81m_2 ソケットは、写真では少し解りにくいですが、横に滑らせて固定する方式となっています。真ん中のバーのようなものがガイドとなっています。

ソケットの入手は大変困難ですが、例えばACコンセントを分解して利用する等、自作きそうです。あるいは、強引ですが、直接半田付けをするとかも。

ズウタイがデカイし、この真空管は「自然空冷」なんで、ソケットピン温度もそんなに高温にならないように思います。

Gu81m_3  定格フィラメント電圧は12.6Vなんですが、エージングも兼ねて5Vで点灯してみました。ですから暗くなってます。本来なら直視できないぐらい明るいんでしょう。

 独立した2組のフィラメントとグリッド群を1つのプレートで受ける構造になっています。

Gu81m_4  その巨大さ比較です。
4-400AとMT管の6BQ5を並べてみました。ズウタイだけはほんと、デカイです。

ただし、手に持った感覚ではそんなにズッシリくる感じが無く、なんか作りがやっぱりちゃっちいです。

 

 

 

 eBayなどでは$25ぐらいで出品されているようです。ただし、ウクライナとかで、落札してもこっちへ届くのかが不安です。
  - 価格が安いこと。
  - 自然空冷で使えること。
  - プレート電圧が2kV程度で使えること。
  - 直熱管フィラメントの輝きを楽しめること。
  - ベタコンGGアンプでの製作例もある。
がメリットで、気力さえあれば実用に呈する送信管だと考えます。

参考までに
・規格
  STCナビ http://www.tubes.ru/techinfo/AmateurRadio/gu-81m.html
  YL2QM    http://www.kvindesland.no/yl2qm/tubes/gu81m.htm
・製作例
  F5SSK  http://f5ssk.blogspot.com/2006/04/2-fois-gu81m-2kw.html
        フランス語 すごいバラックで作っている。ホントウに2kW??
  QRZ RU  http://ru3ga.qrz.ru/LAMP/200401.htm
                 ロシア語 Googleの英語への翻訳を使うと意味わかる。
・その他
   CQ HAM  http://www.cqham.ru/cons_pa.htm
                ロシア語  ロシア球の製作例がいっぱいある。

#なんかロシア語に違和感無くなってきたなぁ~。

#お見苦しいですが、世界的に写真を勝手に流用されることが多いので(C)JF3DRIを入れました。

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コメント

おっ。フィラメントが点いている!
フィラメントって書いてあることは、直熱管?

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2007年6月24日 (日) 05時27分

そう、直熱管。トリウムタングステンフィラメントの輝きに魅せられてしまって散財へと。

投稿: JF3DRI | 2007年6月24日 (日) 16時08分

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