2019年5月 9日 (木)

修理受付中止と当ブログの今後に関して

ずいぶんと体調は良くなってきたのですが、まだまだ本調子に戻らないため修理受付を中止しておりますのでご了解願います。当ブログ記事に関する書き込みに対するレスポンスも返すことができません。

私が陥ってしまったのは「ベンゾジアゼピン離脱症候群」というもので、いわゆるマイナートランキライザーの長期服用で自律神経が侵され、地獄の日々が続いてました。もうダメだ生きていても仕方がないという猛烈な抑うつに襲われ、人間としてもう生きることができないと覚悟した時期もありました。「長期間服用しても安全ですよ」の医者の言葉に騙され1年間以上、苦しみに耐えなければならないハメになったということです。また、ベンゾジアゼピン離脱症候群を治療するにはベンゾジアゼピンしかないということも。

「早く良くなってください」のお言葉はご遠慮願います。
それが一番つらいのです。

当ブログもほったらかしなので、ずいぶんと雑草が生えて荒れ放題になりつつありますので、時期をみて閉鎖を考えています。ネットメディアでの情報発信は、全てFacebookやMeWeへの移行も視野に置いています。

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50MHz アンテナ復活しました。

ずいぶんと時間があきましたが、ようやくローカル局の力を得てアンテナを揚げることができました。私の体力が元に戻らないのと相俟って、台風で破壊されるのに懲りたので、シュリンク方向とすることとし、9eleの残骸と、同じ台風で壊され撤去した7eleの残骸をいただきニコイチで、あらだに7ele (SS-76DX) としました。

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2018年9月 5日 (水)

台風21号

30年以上使い、6mDXCC完成, そしてたくさんのコンテスト入賞に貢献してくれたアンテナ ナガラSS-96。幾度の台風にも耐えたが今回はダメでした。

      長い間ありがとう。

Ss96

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2018年5月 3日 (木)

修理の受付をしばらく中止致します。

いつもご来訪いただきありがとうございます。

体調不良のため、しばらくの間、修理の受付を停止させていただきますので、ご了解の程お願いします。なお、現在受け付け済分につきましては、順次対応させていただく予定です。

以上よろしくおねがいします。

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2018年4月22日 (日)

TS-520X100W改 Sメーター振り切れる

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久しぶりのTS-520X 100W改の修理依頼がありお預かりましました。Sメーターが振り切れて受信不能とのこと。その他、送信系もドライブ不足らしき症状があるとのことです。大切に使われていたようで、非常に美品です。

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お預かりした520は、最も初期型で、ダイヤルスケール部の照明が付いていません。また、サブの目盛り板は、削りだしの分厚いものが付いています。このカタチは初めてです。

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Sメーターが振り切れるとのことで、IF UNITのAGC系を、細かく診たのですが原因がわかりません。ただ、デュアルゲートMOS のバイアス電圧が低いのは確かです。
写真の通り、あちこち触ってありSメーター調整用のVRも交換してあります。

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時々、受信できる時もあると症状に加えられていたので、あちこち軽くショックを与えていると、FIX.CH AVR UNITで一瞬感度が上がることを発見。バイアス用3.3Vを設定する交換されたトリマポテンションメーターが原因であることをようやく突き止めました。

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ハンダ付けは問題ありません。しかし、原因であることは、間違いありません。

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外してみてようやく・・・。
ごらんの通り、摺動電極がはんだ付けされておらず、巻き付けてあっただけで接触不良を起こしていたのです。
きっちりとハンダ付けし、元通りにしたところSメーターの振り切れはなく、受信が復活しました。

送信系も再調整したのですが、ハイバンドでドライブがかかりにくいのは確かなようです。12BY7Aを交換したりしたのですが改善せず、これは仕様なのかが良く分からなく、とりあえずは80W程度は出るので、これでOKと判断しました。ファイナルのS2001が劣化している可能性も。

古い機種に良かれと、手を加えむやみに部品交換すると、このように2次被害が発生し、修理をよけいややこしくすることは良くあることです。よって、当方は「交換しなくとも良い部品は極力交換しない」という方針でやっています。

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2018年4月 1日 (日)

FT-901DM 周波数ふらつき送信できず

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FT-901DM 初期型、お預かりしました。

①周波数がふらついたり、飛んだりする。
②ヒューズが飛ぶことがある。


とのことです。①については、詳細な変動データーを事前に測定していただき、単なるVFOドリフトではないことを確認させていただきました。

<周波数のふらつき>

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周波数が動いて、また元に戻ったり、すごく不安定なのを当方でも確認しました。VFOの電源系を調べていたのですが、RITスイッチに偶然触れると大きく動くことを発見、故障内容が見えました。RIT ON状態だと変動しません。
はい、RITスイッチの接触不良が原因でした。
<ヒューズが飛ぶことがある>

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まずRECT A 基板を見ると・・・
派手に抵抗が焼損しています。この状況、以前にもありましたので、不具合個所はスグに理解できました。

炭化してもオープン状態にならなかったので被害がより大きく・・・。

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はい、YAESUブランドのキャラメル型マイカコンデンサーのショートです。12BY7Aのプレート電圧300Vが、6146Bバイアス回路に流れ込んでこうなってしまったということです。

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被害は、バイアス調整用半固定VRにも及んでいました。このカタチの大きい半固定抵抗は、入手が困難です。

さて・・・・。

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手持ちのパーツボックスをかき回して、1個だけ見つけました。少し小さいけど、バイアス電流などを計算し、電力容量的には使えることを確認しました。

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リード線の切れ端で延長し、取り付けました。

しかし、まだパワーが出ません。正確には1W程度出ているようですが・・・。
ドライブ回路を調べていくと12BY7Aのプレート電圧が、殆ど無いことが判明しました。

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RECT C 基板を見ると・・・。
こちらの抵抗も派手に焼損してしまってます。ここまで被害が及んでいるとは当初思いもよりませんでした。

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マイカコンデンサー絶縁不良が、抵抗4本、半固定抵抗1個を道連れに破壊してしまったという結論になりました。

ドライバー管12BY7Aは、プレート電圧が無くてスクリーングリッド電圧のみという、あってはならない状態(Sgが焼損してしまう可能性がある)で、不良の懸念もあったのですが大丈夫でした。

その他、28MHz帯の100W化、マーカー周波数の再調整、その他チェックを実施し、24時間エージングして完了としました。

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2018年3月22日 (木)

HL-1KFX ヒューズが飛ぶ

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THP HL-1KFX ヒューズが飛ぶとのことでお預かりしました。

事前に、内部に付いているDCヒューズは飛んでいない、そしてそのヒューズを外した状態であってもACヒューズが飛ぶことを確認いただき、電源回路に問題があると断定しました。

①トランスのレアショート
②ブリッジダイオードの破損
③スイッチやACインレットの問題


が考えられます。

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AC回路のチェックは結構難しいです。これ、何をやっているかと申しますと、トランスの一次側に、低い電圧AC 14Vを入れてどのような挙動をするかを診ているのです。ブリッジ整流後のDC電圧は、この状態でも出てきました。
しかし、ブーンとトランスが唸る。ワニグチクリップが発熱するぐらい電流が流れることを確認。となると①か②です。そこで、ブリッジへ接続されているトランス二次側を仮にオープンにすると、その異常な電流が流れません。これで、②のブリッジダイオード破損(ショート状態)はほぼ確定です。

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手持ちに、ちょうど同じ形状の1000V, 50A ブリッジがありましたので交換したところ、ばっちり治りました。
破損した方はテスターで診ても良くわかりませんでした。

ブリッジダイオードの破損は初めてです。
高価なPower MOSが壊れていなくて良かったです。

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2018年3月18日 (日)

ミズホP-7DX 出力メーター振らず

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ミズホ P-7DX 7MHz QRP CWトランシーバー、パワーメーターが振らないとのことでお預かりしました。こんな機種があったのは全く知りませんでした。

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0.5W出力なのに、回路は本格的なものになっており、ピコ7に近いと言ったところでしょうか。

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配線図を追って調べたところ、出力を検出するダイオードが不良っぽい。Sメーターと切り替え無しの巧妙な回路になっています。見た目ではわかりませんが、ピンセットで突いて、ルーペで拡大すると、割れていました。過去にもミズホ機であったような・・・。

ゲルマニウム・ダイオードも入手困難になってきましたね。手持ちのと交換し、メーター再調整することで正常となりました。


その他、一通り再調整しチェックしましたが大きくはズレでおらず良好でした。

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2018年3月11日 (日)

BR-200 状況悪化させたものを復旧

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ブログ更新の間隔が開いてしまいました。正月以降、体調を崩してしまい、現在も良くなく、修理がなかなか捗らないのと、修理不能でブログに掲載していないものも有ったからです。

受付リストで、お待ちいただいている方には申し訳ありませんが更にお時間をいただくこととなりそうです。

クラニシのアンテナ・アナライザーBR-200の修理依頼があり、お預かりしました。
それが、中を開けたところ・・・。

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OPアンプを強引に上から交換し、それもハンダが浮いた状態、そして裏面はどこに繋がっていたかわからない宙ぶらりんの配線。明らかに弄った形跡があり、修理どころか余計悪化させて、訳がわからなくなってました。

オーナー様に聞くと、お知り合いに診てもらったとのこと。弄ってあるものは、修理受け付けない方針ですが、不可能かもしれないことを条件に診てみることとしました。

まずは発振しないので、全ての電圧をチェックしていくと、発振回路に入っているAGCが完全にOFFになっていてFETのソースが接地されない状態であることを突き止めました。MOS-FETを触ってみるとポロリと頭が落ちてしまいました。これも、弄ったためピンが劣化したためと思われます。仮に、ドレイン<->ソース間をショートさせると案の定発振を開始し、発振回路はこわれていないことをまずは確認。

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発振したのに、出力コネクターに信号が出てきません。SWRブリッジの50Ω抵抗が断線してました。原因はこの抵抗のみのようです。抵抗が断線する理由は、アンテナを接続したまま、他のバンドのアンテナから送信したことが考えられます。

7MHzのアンテナをアナライザに接続したまま、別に上げている21MHzで送信したとか・・・。この理由が理解できない方はアナライザの取扱いは十分注意ください。

50Ωの抵抗は無いため、51Ωの抵抗から選別して取り付けました。まぁ、そこまでしなくとも良さそうですが。

さて、発振はしたものの、全く動作しません。メーターは振り切ったまま。

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3日ぐらいかけて、何度も何度もチェックしたところ、ようやく発見しました。

OPアンプを交換しようと裏面からハンダ鏝を当てたんだが取れないため、基板パターンを破損してしまっていた。

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それでもまだ動作しません。また、何時間も費やしてイチから配線をチェックしたところ・・・。

・半固定抵抗が欠損していた。
・間違った配線をしいていた。

もうめちゃくちゃです。



一週間以上かけて、ようやく動作するところまでこぎつけました。

やはり他人が弄ったものは修理受け付けない方が良いと、つくづく思った次第です。

配線図からおかしなことをしてあった個所を記載しておきます。

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2018年2月 7日 (水)

TS-820D VFO不良とパワー出ない

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久しぶりのTS-820D (カウンターユニット付き) の依頼があり、お預かりしました。症状は・・・

①VFOが途切れ、まともに送受信できない。
②送信時のTUNEでディップ点が見つからなくパワーが出ない。


とのことです。②で思い寄らなく苦戦してしまいました。

まずはVFOから。

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これは、TS-520でも何度も修理しているバリコンの接触不良です。かなり酷い症状で、全域に渡って発振停止が発生していました。

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TUNEが取れないのはタンクコイル切り替えスイッチとのシャフトカップリングが劣化し、破損し全く回っていなかったことが原因であることを突き止めました。

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アサ電子というメーカーで代替品を製造していることを見つけ、手配し交換しました。裏側の小さな窓からの交換なので非常にめんどうで、テクニックを要します。

交換の際にカップリングとシャフトの角度位置を合わせたつもりが、組み立ててみると全く受信も送信もできなくなってしまいました。そう、位置がズレてしまっていたのです。

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この軸とバンドスイッチはチェーンで駆動されており、この位置とファイナルタンクコイル切り替えスイッチの位置を合わせないとダメです。位置決めのようなものが無いため、ひとつづ回しながら、ようやく合わせることができました。小さな窓から六角レンチで回すのと相俟って、要した時間は5時間以上!!  苦労しました。

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その他をテストしているとTUNEモードでIPが流れすぎのようであることを発見。Sg電圧を分圧している抵抗の片方が断線、もう片方は抵抗値増大。やはりソリッド抵抗は劣化してしまいます。
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ファイナルはオーナー様によって6146Wに交換してありました。アイドリング電流を少し少なめに再調整し、その他マーカー周波数やキャリアポイント等を再調整し、エージングして完了としました。

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