修理受付一時休止のお知らせ

いつもアクセスありがとうございます。

   修理依頼件数が20件を超えましたので、

          修理受付/予約を一旦、休止
致します。

※本日(6月27日)までにメールにてご連絡いただき、返信したものについては責任を持って対応致します。

※当方の体調がすぐれず、また家庭の事情もあって修理をこなすスピードも落ちていることもご了解願います。

※未だに、古いコールブックを見て電話にて直接問い合わせがありますが、電話での受付は実施してませんので了解願います。
(ここに掲載しても、当ブログを見ていないようなので無意味だと思いますが)



以上よろしくお願いします。

JF3DRI

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2016年9月25日 (日)

IC-275多機能不全、IC-1275修理不能

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IC-275IC-1275 をお預かりしました。
前者の方ですが、当方で症状を確認したところ・・・。

①AC電源入らず、ヒューズが飛んでいる。
②DCでは電源入るが、電源ON即送信状態になる。
③照明ランプ切れ

を確認しました。

①ヒューズが飛ぶ

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ICOMの内蔵電源が故障することはよくあります。当方が愛用しているIC-760PROも故障しました。右上にあるスイッチングTRのコレクター・エミッター間をそのままテスターで診るとショートしていおり、不良であることはすぐにわかりました。(この事例も非常に多い)

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スパーク痕があります。しかしよく見ると、トランジスター内部からではなく外部からであることが理解できます。IC-760PROの時もこんな感じ、破壊するプロセスを考えたところ・・・。

①経年劣化で絶縁シートか絶縁不良を起こし、リークが発生する。
⇒ここはACラインを倍電圧整流した280V、それもスイッチングした
 RFと高圧が印加されているため、誘電損による可能性あり。
②リークが大きくなりなりやがてスパーク、炭化してトランジスターを破壊。
③ヒューズが飛び電源が入らなくなる。


銅板を片方のみに挟み込んであり、また片方は絶縁シートが2重になっていることを考えても納得できます。しかし、この絶縁シートの材質が良くなく長年においてリークを起こすようになる・・・というのが私の解析です。
(当電源はICOMが設計したものであってOEM品を使っていない)

トランジスターを同等品に交換、絶縁シートも炭化した部分を削り、更にもう片方も2重にして対応しておきました。これで電源はOKです。

②即、送信状態になってしまう。

275_05回路を追って非常に悩み、時間がかかったのですが、矢印で示すトランジスターのコレクター・エミッターショートになっていることを発見。このトランジスターを交換することで治りました。
このトランジスターは背面にあるACCコネクターからの送受信切替に用いてあるものであり、ACCから妙な電圧が印加された可能性があります。

③照明ランプ切れ

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ひとつだけ電球が切れていたのですが、LED化することにししました。シールドしてあり、ここを外すのは結構やっかいです。


④その他

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チェックしていたところ、電源OFFすると145.000に戻ってしまうため、メモリーバックアップ電池交換必要と踏んだのですが、なんと!! 半田付けされていない製造時不良 でした。品質検査時は接触していたのでパスしてしまったのでしょう。
「高品質がテーマです Count on us!」
ってどこのコーポレートスローガンだったっけ?


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鎮魂、今回交換した部品たち。

その他、リファレンス、キャリアポイント、清掃などを実施し完了としました。


⑤IC-1275の修理

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誠に不本意ながらサービスマニュアルが全く入手できず、手探りでいろいろとやったのですが、どうしても修理することができません。PLLアンロックなのは確かですが、トリマー不良でもなく回路が分からなければ判断できない状態で断念せざるをえませんでした。

こちらも電源ユニット不良でヒューズが飛びます
貴重な1200MHzオールモード機なので残念。

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2016年9月12日 (月)

FT-1000 意味不明な改造

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FT-1000、以前に同一機種を修理したオーナー様からの依頼。再修理ではありません。SSBでパワーが出ないとのことで、到着後、当方で調べると・・・。

・マイクゲインVRが全く効かない。左に回しきった位置でも変調は乗る。
・USBモードにすると送信がAM電波が出てくる。
・DRIVE VRでSSBの出力が変化する
 (このVRはAM, CWのみ働くのが正常)
・受信系は正常


おっかしいなぁ、こんなことありえないハズなんだがなぁ・・・
ということで中を見ると・・・写真の通り、内部配線をぶった切ってあったり、追加で部品を付けてあったり、基板の部品も弄ってあったり、酷いことになってました。

オーナ様に状況を伺うと下記のストーリー。

①オーナー様が所持していたFT-1000が壊れた。

②オーナー様は代替機として
「ハム交換室」で当リグを見つけて入手。

③①の壊れたFT-1000を当方へ修理依頼

④当方が修理完了して返却

⑤当リグは、CWでパワーが出るのを確認しただけで押入れで保管

⑥オーナー様のローカル局が200Wで開局するので、当リグを引張り出してテスト
 するとSSBでまとに出力しない。

⑦当方へ修理依頼。

オーナー様はデタラメな改造を施したFT-1000をハム交換室で掴まされたということです。過去のことなので、入手先の方との連絡も取れないと・・・。何か意図があって改造したのだが、訳がわからなくなってハム交換室で正常動作機として放出したのでしょう、悪質です。

さすがに、これだけ訳がわからない改造をしてあると当方も元に戻す自信が無かったので、お断りしようかとしたのですが、オーナー様から復活させるべく強い要望が有ったので、取り組んでみることにしました。

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細かい膨大なジャングルのような配線図を眺めながら必死して回路を追いました。最初の写真以外にもあちこち改造した跡が・・・。

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もう、どこを修正したか忘れました。調整もぐちゃぐちゃに弄ってあり、再調整もかなりの時間を費やしました。

けれど、なんとか元に戻りました。

オークション、ハム交換室で中古を入手した場合、ちゃんと機能するか説明通りかを到着したらすぐにチェックしてください。改造した機種は、メーカーサービス受付期間内であっても、修理してくれず、つっぱねられますので

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2016年8月29日 (月)

FT-401S レストア

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YAESU FT-401S ファイナルの6JS6が壊れたので修理して欲しいとの依頼があり、お預かりしました。非常にきれいな個体なのですが、40年以上経つ無線機であり、診断していくと多数の不具合が見つかり100%完璧にとは行きませんでした。

エンブレムはFT-401Sですがファイナルは2本、しかしオプション類は入っていないという構成です。

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まずは終段管6JS6Cが壊れた理由、それはすぐに解りました。過去に実施した当方の401Dと同じ故障です。ドライバー段からカップリング用マイカコンデンサの絶縁不良⇒Cg電圧上昇⇒IP増大⇒真空管が不良⇒Sg抵抗焼損・・・この故障パターンです。

13MΩと大きな値のように見えますが、真空管の場合、グリッドのインピーダンスは非常に高いため、このリークは致命的です。

同様にドライバー管12BY7AのカップリングコンデンサもNGでした。これまでにいくどとなく事例がありますが、YAESUのキャラメル型マイカコンデンサは、ほぼ100%絶縁不良になるようです。

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オーナー様はNECの6JS6Cを手配、同梱いただきました。当初はGE製のはどうかと打診が有ったのですが、GE製はCpgが大きくて中和が取れない可能性があります。

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これは何をやっているところかと申しますと「中和」を取っているところです。YAESUの取説に書いてある方法で右往左往やりましたが、どこが中和ポイントなのかはっきりしないため、Sgを接地しファイナル動作を止め、ドライブを掛けて出力側に出てくる信号をスペアナで見て最小になるようにして実施しました。要するにTRIOの実施方法を応用したという訳です。これで、確実に中和点に合わせこむことができました。
401系の中和は重要で、ヘタなことすると発振したりハイバンドでパワーが出なくなったりするので要注意です。

401d_05 電源部を確認していたところ、一つだけダイオードを交換してあり、これは前例と同じく他も壊れてヒューズが飛ぶ可能性が高いため、8本全て交換しました。ここに使っているダイオードは2SC460と同じく、リード線の腐食が内部に進行して不良となるような感じです。

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SSBモードにしてテストすると、キャリア漏れが酷く、1W以上ありサイドバンドサプレッションは20dBぐらいしか取れていません。これではダメ、キャリアバランスを再調整しようしたのですが、追い込むことができません。

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その原因は、ソリッド抵抗の経年変化による抵抗値増大でした。2.2kΩが3.4kΩになっていたり、47kΩが60kΩになっていたり・・・。結局、バラモジ7360のキャリアバランスに関連する抵抗8本全て交換してようやく、40dB以上のサプレッションを得ることができました。

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更にチェックしていくと21MHz, 28MHzで受信感度が落ちることがあり、調べたところバンド切り替えスイッチの接触不良がありました。接点洗浄や復活剤吹付けをやったみたのですが、接点自体が劣化しているようで、完全に修復することはできませんでした。

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ファンの音が大きいので、分解してベアリングに注油しようとしたのですが、イモネジが固着してしまって外すことができませんでした。

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今回交換した部品です。
ここまで1週間以上かかってますが、このクラスの古い無線機は、半年以上かけてゆっくりとリストアしていくのが良さそうです。

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2016年8月17日 (水)

FT-620B レストア

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YAESU FT-620B これも結構古い機種ですね。当局の開局時代に遡ります。
ダイヤル表示が合わない、全体的な再調整をして欲しいとのことでお預かりしました。

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周波数のドラム表示がズレて、全く読めません。







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ドラム表示の固定イモネジを回し、読み取れる範囲にしても帯域が大きくズレていてダメです。VFOのトラッキング用トリマーを回しながら、直線性の良いところに合わせこみます。これ、結構テクニックが必要な「メカニック作業」です。

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プリミックスの水晶発振器も周波数がズレてました。しかし、水晶自体の特性が変化して64.5MHzちょうどにトリマーで合わせこむことができず、どうしても4kHzズレてしまいます。そこで、VFO側でこの4kHzを吸収してしまう戦法に切り替えました。(VFO は5.0~5.5MHz、これを4kHzずらせるってことです。)


バンド別のプリミックス水晶を全て4KHzずらせることで解決です。アナログダイヤルなので、完全な直線性を得ることは難しく、正確な周波数を読みたいんだったら、この機種はマーカーが必須なようです。

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オーナー様から切れていなくとも照明用電球の交換またはLED化要望が有ったのですが、LED化は見送り電球を交換しました。この電球と同じ広い範囲を照らすにLED化はちょっと難しいです。また、S-9-1というタイプの電球なので現在でも入手は容易です。

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裏面の足がグラグラ状態で、これもできればなんとかして欲しいとの要望がありました。しかし、これを完全に修正するには、板金と塗装が必要であり、当方はそこまでの技量が無いので、ネジバカになったΦ4mmビスをΦ3mmの長いのに交換して、ナット止めすることで対応しました。

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最終調整を実施していたら、AMが1Wぐらいしか出ません。いろいろと調べたところ、AM変調を行っている石(2SC372)のゲインが落ちるとこのようになるとの情報があり、もう少しゲインがある2SC1906に交換すると共にベースカップリングコンデンサを少し大きな容量にするため、追加することでキャリアレベル6W以上出るようになりました。


YAESUお得意の、配線図と実際が異なるというのがあちこちにあり、結構たいへんでした。交換したパイロットランプも、ムギ球を使っているものもあるようです。他、全体の感度確認、筐体/パネルの洗浄を実施し完了としました。

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2016年8月 5日 (金)

TS-680 PLLアンロック他

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KENWOOD TS-680S (50W仕様) ピッピとエラー音がして、送受信できないバンドがあるとのことでお預かりました。当機種はお初になります。

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10.5MHz以下の周波数で写真のような状態となり、モールスで 「UNLOCK」 と符号を発音します。バンドチェンジしてもダイヤル回しても、発音してまるで「早く直してくれ!!」と訴求しているようです。自己診断機能を付けたケンウッドさんは、なんだかオチャメですね。

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10.5MHz以下のみがロックしないので、その周波数帯域に該当するVCOを調整したらロックするかと思いきや、いくら調整してもロックしません。フリーランで元気に発振していますが、VCO電圧が全く加わらないのです。悩むこと数時間、全わかりません(T_T)、他のVCOはロックするのに。

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仕方無しに周波数構成ブロック図を眺めて勉強です。非常に複雑な構成となっており、なんとワンクリスタル制御。36MHzのリファレンスで全ての発振を作っていました。普及機とは思えない構成です。
ようやく気が付きました。

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バンドによって、位相比較している周波数が異なるんです。よって、メインのVCO (配線図中ではVCO1) ではなく、比較される側の信号が来ていない、または弱くてロックに引き込むことができない・・・と。

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推測は当たっており、下位ループからの信号が弱く、その原因は、なんとBPFのズレでした。これらのBPFを再調整することで、ようやくロックしてくれました。
(ICOMもYAESUもこんなややこしいことはしていません。IC-760PROでさえ、ワンクリスタルじゃないんです。)

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その他もいろいろとズレており、50MHz帯は送信で3W程度しか出なく、写真のトリマー再調整で10W出るようになりました。

KENWOOD機は、メーカー修理が効く場合が多いので、古い真空管式を除いてめったに当方では修理しないので、サービスマニュアル探しから内容の理解までと結構悩んでしまいました。メーカーによってその回路の設計方針のようなものを垣間見ることができた修理でした。

パネル、筐体の洗浄を実施し完了としました

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2016年8月 1日 (月)

FT-625D 送受不可 表示点滅

625_00_2 YAESU FT-625D 初顔機種です。デジタルカウンター表示が全て点滅して送受できないとのことでお預かりしました。オーナー様は、PLLアンロックを疑われましたが、当機種はPLLを使っておらず、プリミックス方式のオーソドックな回路でした。

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CALL」にすると51MHzと表示はFIXされます。よってVFO系が何か不具合あるのではと調べたのですが、問題ありません。回路を追ってようやく解ったのが、CHANNELスイッチの接触不良でした。接点洗浄で送受可能となりました。

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アナログダイヤル照明が点灯せず、せっかくの赤LEDと青のコントラストが台無しに。切れたムギ球をLED化しました。交換には一旦、カウンターユニットを取り外す必要があります。

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全体の再調整、動作確認をしていると、USBに限って、カウンター表示が2kHz程度ズレており、調整で合わせこむことができません。
LSB, USB, CW, FMすべてカウンター表示を調整するという、今では考えられない回路になっていました。
(この発振器は、受信回路には何ら関係ありません)

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水晶発振子が長年により低い周波数へ経年変化してしまったようです。そこで、トリマコンデンサで合わせられるよう、パラに接続してある47PFを30PFに変更することで、合わせこみができるようになりました。

その他、キャリアポイント(LSB側が大幅ズレ)、キャリアバランス等を調整し、完了としました。ファイナルに余裕があるので、パワーが良く出るので、この機種は重宝がられ未だに人気機種ですね。

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2016年7月22日 (金)

FL-2100B 整備

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YAESU リニアアンプ FL-2100Bの修理依頼です。パワーが出にくく整備して欲しいとのことでお預かりしました。オーナー様は、送信管572Bを2本も準備していただており、真空管不良だったら交換して欲しいとのこと。

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まずは目視チェック。すぐに気がついたのは、パラ止めの抵抗が焼損して
しまっています。

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取り外すと、片方はボロボロ、灰のような状態となっていました。


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過去、自作の4-400Aアンプでいろいろ実験したところ、セメント抵抗でも使えることを確認しています。念のため、LCRメーターで測定してみたところ、インダクタンス成分は殆どありませんでした。

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内部清掃も兼ねて、更に目視確認。インターロックスイッチに付けてある47kΩがハデに焼損しています。これは、RF部のカバーを外して電源ONしたために、47kΩに2,400Vが印加され、瞬間的に破損したと考えられます。
このインターロックは電源OFF後の電源平滑コンデンサーのディスチャージを目的としており、電源ONしたまま外すと、焼損/断線し、高圧が印加したままになりますので、大変危険、安全対策としては不十分な設計です。


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バンドスイッチも相当な汚れがあったので接点洗浄しておきます。


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真空管や、内部も清掃し、きれいにします。


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裏面をチェックしていたら、バイアス調整用のレオスタット紙が残っており、レオスタットとしての働きを全くしていていないことを発見。これは製造時のミスですね。出荷検査時にバイアス電流を測定しなかったのでしょうか??
紙が残ってスライダーが絶縁されている状態だと、バイアス点が深くなるけど、IPが少なくなるが流れ、パワーも出るのですり抜けたのかもわかりません。

ここまで整備し、動作させたところ、正常にパワーが出ますがIPメーターの振れが異常に小さい。200mAしか流れていないのに500W出てくる・・・。IPメーター回路に何か不具合があります。

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原因はIP測定のメーターシャント抵抗がショートして抵抗値が低くなっていることでした。写真右側のように巻き直しすることで正常になりました。

真空管もそれぼと劣化しておらず、まだ十分使えそうなので交換の必要はなさそうです。

思ったより、あちこちが劣化、焼損しており修理には時間がかかってしまいました。無理にパワーを絞りだすような使い方はダメですが、400W程度に押さえて使うなら、このFL-2100シリーズは良いアンプだと思います。

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2016年7月18日 (月)

FT-1021X パワーが出ない

1000_00_2YAESU FT-1021X もうこの機種も何台目の修理になるのでしょうかね。
症状は下記の通り。

・パワーが出ない。
・送信にするとICメーターが振りきれる。
・  〃    ALCメーターも振りきれる。


何度も記事に書いているように、FT-1021X, FT-1000Dの送信不良はファイナル系が多く、まずはPAユニットからチェックすることにしました。

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PAユニットを取り出して全てのトランジスター、抵抗を目視およびテスターでチェックしても問題ありません。ここまで取り出すのも結構時間がかかります、既成概念にとらわれてはイケませんね

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そこでICメーターがなぜ振りきれるか調査開始。もし、ホントウに振りきれるぐらい電流が流れると間違いなくヒューズが飛びます。ということは流れていないのに振りきってしまう理由を解明せねばなりません。
回路はシャント抵抗0.025Ωの両端電圧を見ているだけです。動作状態にして、IC+, IC- の電圧を診たところ、30Vと6.5Vと大きく電位差が発生してました。これではおかしいです。

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この IC+, IC- はOPアンプの作動入力に印加されており、この微弱な電位差でメーターを振らせる回路になっています。
30Vと高い電圧がかかっているのは、左図で示した抵抗が断線していると推測できます。

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AF基板の取り出しも膨大なハーネスが絡んでして結構大変。部品は強敵チップ部品です。

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場所を特定し、テスターで測定してみると、目論見どおり断線してしまってました。これが原因です。チップ抵抗は手持ちが無いので、リードタイプをなんとか装着。

これで完了かと思ったのてすが、ダメでした。

  今度はメーターが逆に振りきれる!!

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ICのゼロ点調整VRは、上記の配線図に示したとおり付いているハズなんですが。ジャンパーしてあり、ありません。

「ゼロ点調整できないやん!!」

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仕方無しに、配線図どおりに半固定抵抗を追加し、ゼロ点調整できるようにし、メーター逆振れを回避、ゼロに合わせこむことができました。

IC電流が流れすぎると、ALCも同時に働き、パワーを抑える二重保護になっていたため、ALCメーター振りきれは、これで同時に解消されました。

最初の写真の通り、200W出力を得ることができるようになりました。その他、いろいろと調整を実施し、完了としました。

<おまけ>

・ゼロ点調整が付いていない理由。

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別のサービスマニュアルをダウンロードして診たところ・・・そのカラクリは、誤差0.5%級という精密抵抗を用いて、調整を省くよう回路変更されていたせいでした。他も相当回路が異なってます。

YAESUさんの無線機は、ロットによって回路が異なることが多々あるので修理屋泣かせです。いや、これはYAESU社の文化なのかもしれない。(勘弁して欲しい!!)

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2016年7月 4日 (月)

2016 6m AND DOWN コンテスト

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今年も6m AND DOWN コンテスト参加しました。昨年より大幅に局数/マルチを落としてしまいましたが、こちらでは下記のような状況でした。

・開始直後はグランドウェーブ(GW)の伸びが良くなく、ALL JAの悪夢再来かと。
・しかし、夜が深まると共にワンエリアの信号が強くなって、よく聞こえるように。
・深夜になっても、そのコンデションは一向に衰えず、ワンエリア連続13局
 ログイン
となる場面も。調子に乗って午前4:00までやってしまった。
・ノイズも少なく非常に快適。神奈川の P (5W)局とも交信できた。
・一方、開始~夜中はEs, Scが発生する気配無し。
・6:30から参戦(目が覚めた、自分でも信じられない)。まだGWは伸びている。
・9:00を過ぎて太陽が高くなってきたらノイズが出てきて弱い信号が取りづらく。
・9:50 ようやくEs発生、沖縄から呼ばれる
・12:00 になって、北海道とのEs発生。探しまわって数局をログイン。
・北向きのEsは北海道のみで、青森/秋田あたりは全く聞こえない。
・このころからノイズが極端に増加
・こんな状態。ホワイトアウトみたいな・・・。

6d_2016








・それでもCQ TESTを出していたんだけど、コール貰うも取れない。
 (後でJA2YKAメンバーがコールしたのに取ってくれなかったとお小言^^)
・貴重な鳥取マルチ、JR4FLW/4局を苦労してGet (お手数おかけしました)
・また、関東で唯一埋まっていなかった山梨県からコールもらった。
 これも、苦労してなんとかQSO成立。
・コンテスト終了と共に、この妙なノイズはきっぱり収まった、いったいなんなんだ。

QSOいただいた各局、ありがとうございました。昼ごろの私の耳は最悪であったのは否めません。

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2016年7月 2日 (土)

チェコスロバキアからの大嘘付きSWLカード

OK1-3453,

He was liar bastard.

Swl

チェコスロバキア届いたSWLカード、なんと昨年の全市全郡コンテスト50MHzでQSOしたJH9DRL/2局とのレポート。内容は間違っていません。

こんな時期に50MHzでEuが開ける訳ありません。このLog情報はJARLへE-mailで送ったのみであって他人が知り得ることはありえなく、どこで漏洩したかは全く不明。

このSWL、大嘘付き野郎です。50MHzでJAとEuがQSOするのにどれだけ大変なことかも知らずに。

HF帯でもあちこちのJA局に届いているらしく、クラスターとか見て適当に送付しているだけのようです。

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