修理受付再開のお知らせ

いつもアクセスありがとうございます。

          修理受付/予約を再開します。

    
   左の「修理のご依頼について」を
         良くお読みいただきメールにてお願いします。




※未だに、古いコールブックを見て電話にて直接問い合わせがありますが、電話での受付は実施してませんので了解願います。
(ここに掲載しても、当ブログを見ていないようなので無意味だと思いますが)



以上よろしくお願いします。

JF3DRI

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2017年1月15日 (日)

TS-780 2台修理

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TRIO TS-780 2台の修理依頼です。1台は、センターメーターが動かない、もう一台は送信が出来ない、モードスイッチがぐらぐらということでお預かりしました。

<1台目>

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センターメーターが動かない・・・しかし、FMの受信は正常で十分な感度もあります。テスターで当たって見ても電圧は正常。メーターアンプのFET (2SK192A) が不良であることも考えられるので、交換してみましたが問題ありません

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スケルチも正常なので、セラミックディスクリミネーターか、その前のIFTが不良であるしか考えられず、部品入手困難なため、回路を眺めたところダイオードでリミッターを掛けてあるの外して、メーターの振れを良くする作戦としました。

結果は、写真の通り少し振れが少ないですがセンターがわかるようになり、これでご勘弁いただくことにしました。

<2台目>

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当機種は、メモリーバックアップに乾電池が使ってあり、その液漏れが非常に多く発生する機種で、ごたぶんに漏れず電池ボックスを交換してありました。しかし、漏れ出た腐食性の液体をきっちりと取り除いていなかったせいで、天板の裏と基板に腐食が回っていました。

あと、これを掃除し処理している時に、腐食した電池ボックスのカケラが転がり出てきました。どうやら、このカケラが回路のどこかをショートさせて送信できなくしていたようで、きれいにしたところ送信が問題なくできるようになりました。

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モードスイッチがぐらぐら状態。取り付けナットが緩んでいて、締め直しを実施。当機種のギミックであるFM CHにするとメインダイヤルがクリック感を持つ機構も絡んでいて、結構難しい作業でした。

<共通: Fズレ調整など>

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まずはPLLユニットの10.24MHz±10Hzを合わせる作業。2台とも結構ズレがありました。

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特に2台目は、水晶の特性が経年劣化で変化し、トリマーで調整しきれなかったため、トリマーと並列に抱かせてあるコンデンサーを除去することでようやく合わせ込むことができました。

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430MHz帯のリファレンスも再調整。また、IF基板に付いている41.560MHz合わせのトリマーも大幅ズレがありました。このトリマーは非常にクリチカルで、写真に写っているものでは、先端の金属が触れるだけでズレするので、セラミック製の調整ドライバーでないと合わせ込みが難しいです。

その他、受信系のIFTも結構なズレがあり、調整することで、ずいぶんと感度がよくなりました。

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2017年1月 2日 (月)

ワンチップマイコンPICに足をつっこむ

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ひさびさの修理記事ではない書き込みです。
aliexpressでDIY Kits RF 1Hz-50MHz Crystal Oscillator Frequency Counter Meter Digital LED tester meterなるものが安価に販売されているので、購入してみた。これは秋月電子で販売されているものと全く同じようです。30分ほどで組み立てて水晶を入れてみると、一発で動作しました。

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周波数カウンターとしても使えます。しかし、プリアンプが付いていないので別基板で自作。測定してみると、70MHz程度までカウントしました。


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Pic


このキットはPIC16F628Aが使われており、意を決してプログラミングに挑戦してみることに。60歳も間際なアタマの硬いワタシにできるもんやらと・・・。

Pickit3のクローンを購入、MPLAB IDEをダウンロードし動かせてみました。

このキットはDL4YHFが開発したプログラムが搭載されていることが分かっており、それを6桁に変更したF8FIIへと、さらにゼロブランキングができるようにするのが目的です。

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アセンブラーと格闘すること数日。Facebookで詳しい方とやりとりしてようやくゼロブランキングできようになりました。
50回ぐらいは書き込みしたでしょうか・・・。

※(注意)右のコーディングは誤っています。


それで最終的にやりたかったのはコレ、うまくいきました。

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2017年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます

Shinmenn_4

今年もどうぞよろしくお願いします。 JF3DRI

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2016年12月19日 (月)

FT-102 多機能不全

しばらく更新に間があいてしまい、申し訳ありません。
修理不能機だったり、そして今回のが思いのほか時間を費やしてしまったのが原因です・・・と言い訳。

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FT-102 の修理依頼があり、お預かりしました。受信ができなく、またヒータースイッチを入れるだけでヒューズが飛ぶとのことです。これまで何台も修理しているので、簡単に終わると考えていたのだけど、ところがどっこい2週間を費やすこととなってしまいました。

<目視検査 24V系電源NG>

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裏蓋を開けたところ、焼けたニオイがするのでイヌになって臭覚と視覚で入念に調査。基板が焼け、コンデンサが飛び出しているのを発見しました。ここは受信系の24V電源と、送信時カットオフする役割を担っている部分です。

ダイオード、トランジスターはショート、電解コンデンサはオープン状態でした。ACが受信系に流れたので、これはヤバイかもと、この系統を全て調べましたが大丈夫でした。

同等品に交換することで受信部は働くことを確認。10時間程度エージングしてみましたが、異常な発熱はなく再発することもありませんでした。

<リレー交換>

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受信がやはり不安定。これは、この機種の持病みたいなもんですね。シャフト下は接点洗浄、その他は同等品に交換することで完治しました。
※過去記事に何度も書いてます。



<バンドスイッチ接点洗浄、VRガリ対応>

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バンドスイッチ接触不良があり洗浄。真っ黒い汚れがありました。


<ヒューズが飛ぶ>

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過去の前例からファイナルのバイアス電圧が上がってしまっているのでは?? とテスターで調べたところ問題ありません。ということで、ヒータースイッチを入れてみたところ、30分ほどするとヒューズが飛びました。飛んだ後、新しいヒューズを入れヒータースイッチを切ったままバイアス電圧を測定すると-30V程度しかありません。
やはり、マイラーコンデンサの絶縁不良でした。

<これで完了ではなかった>

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TUNEモードで、180W (も)出るし、これで完了。というこで最終チェックとしてマイクを繋いでSSBで喋ってみると20W程度しか出ません。ALCも振れません・・・・

ここから4日間悩むことに・・・。


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SSB送信系信号の流れをイチから全てチェックしていったところ、455kHzのセラミックフィルターの通過損失が10dB以上あり、ここで信号が弱くなっていることをようやく突き止めました。代替品の入手は困難です。さて、どうしようか? せっかくここまでやったのになんとかならないか????


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穴が空くほど眺めた配線図 8MHzのX'tal Filter通過後にATTが入っていることに目を付けました。

「このATTをパスすればレベルが上がる!!」

Cでパスしたところ、まだレベル不足ですが100Wは出るのでなんとか使えるレベルだと判断しました。


<その他>

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28MHzパワーダウンするようになっていたのでSg電圧切替リレーを動作しなくするために茶色の線をカット。
また、WARCバンド送信開放も実施し、完璧ではありませんが完了としました。


はっきり言って 「もう、疲れたよパトラッシュ。」
これだけ時間がかかったからと、お代金を多く請求することもできず・・・。

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2016年12月 2日 (金)

IC-551, MX-6Z 修理

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アイコム IC-551 と ミズホMX-6Z 動作しないとのことでお預かりしました。
まずはIC-551から・・・。

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VCOアンロックです。でたらめなスペクトラム。当機種は、トリマーなど無く、調整する箇所がありません。十数時間かけて、PLL, PLL LPF, プログラマルデバイダーを調べたのですが、どうしても原因特定できません

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そこで、オーナー様と相談の結果、ジャンクのIC-551をオークションで落札し、移植手術をすることとしました。

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まずは、ドナーからPLL基板を外して取り付けようとしたのですが、配線のコネクター位置が異なりだめです。

ロットによって基板が異なっているのです。

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CPUが載ったコントロール基板ごと交換することにしました。取り外すのはかなりやっかい・・・。

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この基板もバージョンによって異なっていました。左がドナーからの、右がオーナー様の分です。どうやら、PLL基板とセットになっているようです。

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両方交換することでPLLがロックして正常となりました。

移植手術しようと思ってオークションで落札したものの、同一機種なのに使えないということが起こりえます。

24時間エージング、キャリアポイント、リファレンス等をチェックし問題ないことを確認し完了としました。

<MX-6Z>

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調べたところ、B BANDは正常ですが A BANDが何かおかしいことがわかりました。

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そこで、いろいろ調べているとA BANDの周波数可変範囲が極端に広いことが判明。なんと6MHzも変化しているのです。

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VXOを採用していますが、A BANDの水晶が不良でVXOではなく、LC発振器になってしまっているのが原因でした。

VXO水晶の入手は当方で困難なため、オーナー様で探していただくしか方法はありません。

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その他、再調整をして完了としました。

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2016年11月17日 (木)

TS-120S, VFO-120 整備

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TS-120S, VFO-120の整備依頼で、お預かりしました。

・周波数ドリフト (QRH) がある。 (両方とも)
・VFO-120でスプリットすると1.5kHzズレする。
・CWフィルターの取り付け。
・その他、各調整、チェック依頼


まずはドリフトから診てみます。

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冷えた室内(気温15℃台)で電源スイッチを入れ、そのまま1.5時間放置してみました。
内蔵のカウンター(カウンター自体のリファレンスも動くので100%正確とは言えませんが)で見たところ、 -700Hz 周波数が落ちました。(室温は21℃に上昇)
最近の無線機と比較すると「大変なQRHを起こしている!!」と感じられると思いますが、TS-120Sの仕様

[  電源ON 1分から1時間まで最大1kHz, その後30分当たり100Hz以内  ]

となっており、仕様上のスペックに入っています。時間経過後の100Hz以内も大丈夫です。これはアナログ式VFO (LC発振器) のため、これ以上の精度を出すのは不可能に近いのです。

7MHzあたりで

「あなたの無線機は100Hzズレました。修理された方が良いですよ !」

なんてイヤミ言われたら・・・。

「私の無線機にはQRHする機能があるのです!!  すごいでしょう !」

と自信を持って返答しましょう。

実際に「10Hzズレていると言われました、故障していると思いますので修理してください」なんていうナンセンスコールが時々あります。QRHというものが死語となり、おまけに1Hz単位までデジタル表示になってしまっているんで、そう感じるものと思いますが、自分の無線機の安定度/周波数確度をマニュアルで確かめてください。

100万円するロレックスのゼンマイ式腕時計より、1000円で売ってるオモチャのクオーツ式時計のほうが時刻を刻む精度が高いのと同じです。だからと言って、ロレックスがダメとは誰も言わないでしょう。

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VFO-120、確かにRITがゼロ点より大きくズレてしまってます。この調整は、写真の半固定VRで修正することができます。この半固定抵抗が接触不良を起こしていたのが原因でした。

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同梱いただいた、CWフィルターを取り付けます。なお、装着するとコネクターを刺す位置の変更が必要となります。

その他、本体RIT VRのガリ、キャリアバランス、キャリアポイントなど再調整し完了としました。ただ、CWモードでALCの振れが少ないのではないかとの指摘もあり、いろいろとチェックしたのですが、決定的な原因はつかめず、定格パワーは出ているので問題無しと判断致しました。

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2016年11月10日 (木)

IC-1271 出力ふらつき、レピーターアクセスできず

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ICOM IC-1271 1200MHz帯オールモード機、初顔です。
症状は、出力がふらつく、リピーターアクセスができる時とできない時があるということでお預かりしました。

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非常にきれいな個体で全面パネルにも、内部にもホコリ一つありません。メーターの照明ランプは切れてますね、LED化しておきましょう。

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まずは、出力がふらつくことから取り掛かります。ドライバーの柄でファイナルユニットを軽く叩くと、出力が変動します。これは、半田不良では無いかと・・・。
しかし決定打の感触がありません。
(まるで熟練者がやる打検検査)

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ようやく、怪しいところを突き止めました。同軸リレーです。

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内部を開けて見ると・・・。やはり、接点が相当傷んでました。たかが、10W出力なのですがこれだけ接点が劣化するのに驚きを隠せません。接触抵抗がじわじわ上昇して行ったのと1200MHzという高周波のためでしょうか・・・。HF帯ならキロワットを開閉できる感触のリレーなのですが。

接点を丁重に研磨することで、出力のふらつきは無くなりました。メーカーへ修理を出すと「同軸リレー交換、部品代15,000円」とかびっくりするような請求書が届くと思われます。

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次にレピーターアクセスが不能な件。88.5Hzのトーンが発生していません。当個体にはオプションの「トーンスケルチユニットUT-15」が装着されており、取説を読んだところ、このオプションを入れると、ここから発生するトーンが優先して使われるようになります。

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オーナー様と相談の結果、トーンスケルチユニットは取り外し、元から内蔵されているトーンを使う方針で修理を進めることとしました。要するに、このユニットが壊れているってことです。配線図も無く、使っているICが特殊で修理不能なためです。

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取り外すに当って、元から付いているジャンパーをメイン基板に付ける必要があります。オーナー様は、もう一台、修理用の予備機をお持ちだったので、そこから拝借し送付していただきました。

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ちなみに、内蔵してあるトーンエンコーダーからはこんな波形の信号が出てきます。これをFMに重畳するとアナログレピーターが開くということです。(階段状のキタナイ波形ですがww)

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その他、リファレンスの再調整。1200MHzで3kHzと結構なズレがありました。この基板までアクセスするのは弁当箱2段重ねになっているのでロジックユニットも外す必要があり、結構厄介です。

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このシリーズ最大の難点であるリチウム電池も3.3Vと申し分無い電圧があるので、まだまだ物忘れすることは無いでしょう。

その他、メーター照明LED化、エージング等を実施し問題無いことを確認し完了としました。

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2016年10月28日 (金)

IC-575D 送受不能

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IC-575D 時々送受信できるがダメな場合が多いとのことでお預かりしました。当方で電源を入れたところ、全く送受信できません。

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RF YGRユニットを調べていくと 1st Localである61.44MHzの信号が途絶えています
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PLLユニットを分解します。配線が混んでいて結構難しいです。

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配線図は、これ。リファレンスは正常発振しているので、その信号を2逓倍するどこかが故障していると判断できます。

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トランジスターの電圧は、全く問題無いので、基板を拡大鏡で細かく調べたところ・・・・見つけました。半田クラックです。
再半田することで、元気な信号が出てきました。表面には、発熱する部品は無く、単なるジャンパー線が付いているだけなので、その線の半田上げが悪かった可能性が高いです。

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照明ランプ切れのため、LED化を実施しました。手順などは、前々回のIC-275と同一でシールドが入っているので厄介です。

その他、リファレンス周波数、キャリアポイント、出力など一通りチェックし、筐体をクリーニングして完了としました。

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2016年10月19日 (水)

IC-575, IC-375 修理

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IC-575IC-375 いづれも前回お預かりした IC-275, IC-1275と同じオーナー様の無線機です。症状は IC-575 が送信はできるが受信がNG、IC-375 は送受共にNGとのことです。

<IC-575>

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受信のみNGってことはTopのRF AMPが動作していない??と思って筐体を開けてみると・・・

「TMP コネクターが抜けている」


受信ができない理由はこれだけでした。

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メインダイヤルを回して調子を診ると、スムーズに周波数が変化しません。滑るような感じがあり、これはこのシリーズによくあるロータリーエンコーダーの赤外LED, PD不良だと判断。RSコンポーネンツより、取り寄せました。

575_03 過去に何度も交換していますが、光軸をあわせる必要があり、ある程度の半田付けテクニックが必要です。交換することでスムーズに周波数変化するようになりました。


<IC-375>

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送受できないため、まずはこのコネクター部分に信号を入れて受信できるか・・・そして、ドライブ出力があるかをチェック。

結果は 「送受共に問題ナシ」

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では、送受アンテナ切り替え部と送信PA部に故障箇所があると・・・ しかし何も問題ありません。
悩んでフト気がついたのは・・・。

「TMPコネクター逆刺し」なのでは?

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その推測通りでした。右の写真は正常なのですが、これが左右逆に刺されていたってオチでした。
もう少し早く気づけば、PA部を分解する必要は無かったのですが・・・。

何故、コネクターが抜けていたのか???  何故コネクターが逆刺しされていたのかは不明ですが、明らかに内部を開けた形跡があり、触ったのでしょうね。

その他、リファレンス周波数再調整、バックアップ電池電圧確認、キャリアポイント、出力/感度などを一通り再調整およびチェックして完了としました。

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2016年10月15日 (土)

2,000,000 PV達成!

200milionいつもアクセスありがとうございます。

今朝、200万PVを達成しました。100万は2014年1月なので、2年9ヶ月でプラス100万ということになりました。

FacebookやGoogle+などのSNSに手を染めて、更新が滞りぎみですが修理記事はなるべく書いて続けていく所存です。

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